6月22日TOEIC公開試験(第191回)の感想・コメント
本日受験されたみなさんお疲れ様でした。今回の受験会場は東京外国語大学で、4KIC17(解答用紙A面がうす緑)のマイナーフォームでした。
各Partのコメント
Part1 やや難
いきなり1番からいつもと違うナレーター(聞き取りにくい)で始まり、嫌な予感。前にも数回出てきた記憶がありますが、特に出だしが聞き取りにくい。Part2以降にも出てきますが、このナレーターでリズムを崩された方が多かったかもしれません。人物の写っている写真が9問、人物の写っていない写真はテーブルの1問。
Part2 やや難
全体的な難易度は普通だったと思いますが、この聞き取りにくいナレーターの影響でやや難とします。最初の数語の聞き取りが重要なPart2でこのナレーターは正直嫌ですね。
Part3 やや難
41-43の会話文も確かこのナレーターが入っていたと思います。よくあるパターンの話もいくつかありましたが、2つほどわかりにくい会話文があったと記憶しています。
Part4 普通~やや難
Part3よりは易しめで、普通並かやや難(ナレーター効果で)だったと思います。
Part5 やや易
特に難しい語彙はなく、構文的に迷う文法問題がなかったと思います。品詞問題(動詞の形問題を含め)は確か12問といつもと同じくらいの数でした。
Part6 普通
全体として普通。品詞を選ぶ問題で –larと-laryの語尾で一瞬迷いました。見たことがある単語でしたが意味をすっかり忘れていました。popular(人気のある)は語尾が-larで形容詞なので、どちらが形容詞か少々考えました。他の選択肢が-lariness(名詞の語尾パターン)と-larily(副詞の語尾パターン)だったので、この2つが形容詞から派生したと考え、-laryを選択。
Part7 易
問題の文字数は少なめ、設問はあまりトリッキーでなかったと思います。シングルパッセージでメール文が3つ続くなど、メールが多かったようです。普段より、じっくり読んで問題が解けたのではないでしょうか。語彙問題も易しめでした。
全体として、リスニングが、聞き取りにくいナレーター効果で難しめ、リーディングは全体的に易しめだったと思います。