TOEICリスニング用テキスト 「ETS TOEIC Test LC 公式実践書1000(韓国語版)」のレビュー
すでにご存知かもしれませんが、amazonでETS TOEIC Test LC 公式実践書1000(教材+解説集)【韓国版】(韓国語版:2015年1月現在 2600円【配送料別】で販売されています。)を購入することができます。発売当初、韓国のYES24というオンライン書店から通販(注文画面が韓国語で苦労しましたが)で購入しました。現在ではamazon以外に東京の高麗書林(店頭または通販)などで入手可能です。
ETSの公式テキストだけあって、問題の質が公開試験と近く、かつ10セット分(100問×10セット=1000問)と量的にも満足できる問題集です。
本書の特徴など
- ナレーターが公開試験と同じであること。本番と同じ音に慣れるという意味で大きなメリットです。
- 解説は韓国語ですが、問題のスクリプトはすべて英語ではいっています。TOEICリスニング中級レベル以上であれば、問題文を聞いて理解できない箇所の英文スクリプトを読めばほとんど理解できると思われます。必要に応じて語彙を調べれば韓国語の問題はクリアできるでしょう。
- Part3、Part4の解答の根拠のセンテンスは問題番号ごとに太字で印刷されています。
- 音声はCDでなく指定のサイトよりダウンロード(MP3ファイル)するようになっています。
※音声ファイルは出版社YBMのこちらのサイトからダウンロードできます。韓国語のサイトですが、Google翻訳を使うとだいたいの意味がわかります。
学習事例
ご参考までに日本の公式問題集(Vol3、Vol4、Vol5)を終えてから本書を使ってリスニングを集中的に勉強された方のケースは次のようになります。
- 社会人3年目で過去のTOEICスコアは大学時代に受けた580点(正確な内訳はわからずリスニングがリーディングより高かったと記憶)。
- 会社に入ってからはほとんど英語の勉強はしていない(TOEICに関しては全くやっていない)。
- 2014年9月からTOEIC対策を本格的に開始し、当面はリスニングの勉強に集中することにして、公式問題集のVol3、Vol4、Vol5から着手。最初はリスニングのスピードについていけなくて、英語の音を聞くのが苦痛だったが、1週間に10時間程度の学習時間を確保し、地道にテキストをこなしていった。
- 公式問題集(Vol3~5)を終えてからETS TOEIC Test LC公式実践書1000に着手。
- 日本の公式問題集(3つのVolにつき各2セットなので合計6セット)から本書の10セットを約2ヶ月半(1週間に約10時間勉強。トータル約10週間×10時間=約100時間)をかけて11月の公開試験リスニングで400点を達成。
まとまった数のTOEIC公開試験レベルのリスニング問題を解きたい方におすすめの問題集です。