TOEIC公開試験前直前アドバイス「リーディングPart7のArticle問題(記事問題)を後回しにする!」

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リーディングで100問を75分で解ききるのは容易ではありません。リスニングの100問を集中してやって、その後Part5の文法語彙問題から始まり、Part7の長文に取りかかるころにはスタミナが切れているのは、多くのTOEIC受験者に共通する課題でしょう。

TOEICのリーディングは、英語の読解力もさることながら、英文の中に出てくる様々な情報を次々に処理していかなければならず、途中で投げ出したくなってもおかしくありません。結局、最後の10問、20問は塗り絵(適当にマーク)で終えるというのはよくある話だと思います。

英語の読解力を数日といった短期間で大きく伸ばすのは現実的ではありません。しかし、「同じ英語の読解力と読む体力」で、「時間をかけても正解率が上がらない問題」をスキップして、「読みやすい」、「解きやすい」問題に時間をかければ正答数は増える可能性があります。

そのひとつの方法が、「苦手」あるいは「難易度が高め」のタイプの問題を飛ばすことです。毎回10問、20問を塗り絵(適当にマーク)するのであれば、同じ時間を正解数が稼げる問題に振り分けたほうがスコアアップにつながります。

PART7 Article問題を飛ばす

具体的に言うと、「PART7のArticle問題(新聞、雑誌などの記事問題)を飛ばす」ことです。TOEICのリーディング問題の中でArticle問題は、概して難しめです。特にシングルパッセージの170番台に出てくるArticle問題は、長めで手ごわいものが多いという印象です。

問題の順番通りに果敢にチャレンジするのは決して否定しません。しかし、170番台で力尽きて、181番以降のダブルパッセージ(簡単な問題もいくつか含まれる)をすべて塗り絵にしてしまうのはもったいない気がします。 ※Article問題が得意な人は、飛ばさずやってください^^

では、どのような問題がArticle問題かといえば、TOEIC新公式問題集(Vol4、Vol5)の中で次の問題です。(問題文の中にもQuestions *** – *** refer to the following articleと書かれています。)

Vol4 TEST1の196-200
Vol4 TEST2の169-172、178-180、186-190
Vol5 TEST1の176-180、186-190、196-200
Vol5 TEST2の162-164、191-195

Article問題(記事問題)が他のタイプの問題(広告、メール文、メモ、社内文書、レター、表、フォームなど)と比べてとっつきにくいと感じたら、後回しにするというのがTOEICリーディングの試験テクニックのひとつです。

まとめ

途中難しい問題に当たったときに粘って時間をかけてしまうことを避け、読みやすい・取りやすい問題に進んでいくということもスコアを少しでも積み上げるうえで大切なことだと考えます。ただし、いきなり本番でやるとうまくいかない可能性があるので、事前に模試などを解いて練習したうえで本番を受けたほうが、リスクが少ないでしょう。

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