意識しないと時間をロスしやすいTOEIC PART6!時間がかかりそうな文脈問題は捨てるのもあり!
長文穴埋め問題のPART6はわずか12問で、特に対策をしないのが一般的でしょう。基本的にPART5の練習をしておけば、ほぼカバーできると考えます。ただ、本番の試験になると予想以上に時間をかけてしまいがちなのがPART6だと思います。
PART5とPART6で合計20分(※個人的に推奨)から25分を目標解答時間とした場合、PART5では、ほぼ時間通りにできたとしてもPART6ではまってしまうと、PART7に割り当てる時間が少なくなってしまいます。
PART6には、PART5と同じように、1文だけで判断できる文法や語彙問題が含まれます。こうした問題はPART5と同じように解けばいいでしょう。
しかし、PART6には、接続副詞、代名詞、時制に関する問題など前後を読まなければならない文脈問題がいくつか含まれています。文法的に正しい選択肢がいくつかあり、前後を読んでから判断しなければならない問題は、予想以上に時間がかかるリスクがあります。もう少し読めば解けそうだと思って、つい時間をかけてしまいがちです。せっかくPART5でうまく時間管理して乗り切っても、PART6でリズムを崩してしまっては元も子もありません。
やはり、1問あたりの時間を決め(平均30秒推奨)、12問合計で6分を守るというスタンスで解いていくのがいいと思います。そのためには、時間がかかりそうな問題は、とりあえず仮マーク(縦棒だけ引くとか、薄く塗っておくなど)などをして、どんどん進めていく必要があります。PART7が終わって見直し時間があれば、仮マークの問題を読み直して解くことができます。
もし、リーディングで時間管理がうまくできない場合は、PART6に時間をかけすぎていないか見直してみるのがいいでしょう。