第400回・第401回TOEIC試験(2025年9月13日)難易度・感想まとめ

2025年9月13日(土)に実施された第400回(午前)および第401回(午後)TOEIC L&R公開テストの難易度と受験者の感想を、複数の講師や受験者の声を基にまとめました。今回の試験では、特にリスニングセクションで新たなナレーターが登場し、多くの受験者が難しさを感じたようです。

フォーム分類について

本記事のフォーム分類は、受験者の投稿内容から推測したものであり、必ずしも正確ではない可能性があります。あくまで参考情報としてご覧ください。

確認されたフォーム

第400回(午前):スーツケースフォーム

  • Part1の1枚目の写真が「トランク(スーツケース)を携えながら歩いている女性」であったという報告が多数ありました。

第401回(午後):ベンチフォーム

  • Part1の1枚目の写真が「鞄に手を突っ込む男性の横で、ベンチに座る女性」という特徴的な情景だったようです。「袋に手を伸ばす男」という表現も見られました。

講師等による難易度評価

第400回(午前)

 Part1Part2Part3Part4Part5Part6Part7全体
花田先生やや易普通普通やや易
真田先生普通やや難やや難普通普通普通普通
濱崎先生普通やや難やや難普通やや難普通普通普通〜やや難

第401回(午後)

 Part1Part2Part3Part4Part5Part6Part7全体
大阪英語特訓道場普通やや難やや難普通普通やや難普通
英活ch
wada氏普通普通やや難普通やや難普通普通

パート別難易度まとめ

第400回(午前):スーツケースフォーム

  • Part1: 易〜やや難
  • Part2: 普通〜やや難
  • Part3: やや難〜難
  • Part4: 易〜普通
  • Part5: 普通〜やや難
  • Part6: 普通〜難
  • Part7: 普通〜やや易

第401回(午後):ベンチフォーム

  • Part1: 普通
  • Part2: 普通〜難
  • Part3: やや難〜難
  • Part4: 普通〜難
  • Part5: 普通〜難
  • Part6: 普通〜やや難
  • Part7: 普通〜難

受験者の生の声

第400回(午前)受験者

「リスニングで撃沈。途中で完全に集中力が切れてしまいました。難化?それとも単に実力不足?それに比べればリーディングはマシだったかな。」

「音小さすぎたから申告して音量UP!!」

もりてつ先生の感想:

「Part3が今回の最難関パートでした。従来よく出題されていたお決まりの場面設定が少なく、初めて見るような場面が多かったです。また、昔は出なかった農業関連の話題が最近は頻繁に出るようになりました。Part3で2問、言い換えが非常に難しい問題に遭遇し、消去法で解いたものの、多くの受験者がここで心を折られたのではないかと思います。」

第401回(午後)受験者

「過去一番難しい回だった。音声スピードが公式問題集の1.2倍速ほどで速く、癖のある新ナレーターの登場により聞き取りにくかった。」

「Part5は語彙レベルが上がり過去一の難易度。Part7は文章量が多く、難問やひっかけ問題が多数。」

全体的な傾向

今回の試験では、特に以下の点が特徴的でした。

  • 新ナレーターの登場: 午前・午後ともに新しいナレーターが登場し、特に午後の部では「癖のある」ナレーターに苦戦したという声が多く聞かれました。
  • リスニングの難化: 全体的にリスニングの難易度が上がったと感じる受験者が多く、特に午後の部は音声スピードの速さも相まって、過去最高レベルの難易度だったという意見も見られます。
  • フォームによる難易度差: 午前はPart3とPart6、午後は全体的に難易度が高かったと評価されており、フォームによって体感難易度に差が出たようです。
  • 語彙・読解の高度化: Part5の語彙問題やPart7の読解問題で、より高度な知識や複雑な言い換え表現への対応が求められる傾向が続いています。

まとめ

第400回・第401回TOEIC試験は、新ナレーターの登場というサプライズもあり、全体的に難化傾向、特にリスニングセクションでの苦戦が目立つ回となりました。フォームによる難易度のばらつきはあったものの、どちらのフォームも決して易しいレベルではなかったようです。

受験された皆様、本当にお疲れ様でした。今回の結果を糧に、次回の目標に向けてまた学習を続けていきましょう。

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