TOEIC PART5 練習問題461-470
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問題461
The business proposal outlines several innovative marketing strategies to ——- brand awareness.
(A) increase
(B) complete
(C) replace
(D) expect
問題461の解答(ここをクリック)
解答 (A) increase
1.選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。
選択肢がすべて動詞なので「語彙問題」であることがわかります。空所の後ろの目的語と合う動詞を見つけましょう。
2.解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。
【注目すべき語句】
The business proposal outlines several innovative marketing strategies to ——- brand awareness.
空所の後がbrand awareness (ブランド認知度)です。これと合う動詞は(A) increase(増やす、向上させる)が適切でこれを選びます。
(B) complete: 「完了させる」は、この文の意味として不適切であり、ブランド認知度を完了させるという表現は不自然です。
(C) replace: 「置き換える」は、ブランド認知度自体を置き換えるというのは不自然です。
(D) expect: 「期待する、予期する」は、ブランド認知度自体を期待するというのは不自然な表現です。
この問題では後ろの目的語に合う動詞を見つければ解ける問題で、全文の意味を考える必要のない「部分読み問題」となります。
【問題文意味】
事業提案では、ブランドの認知度を向上させるためのいくつかの革新的なマーケティング戦略をまとめています。
【単語等】
・proposal(提案)
・outline(まとめる)
・innovative(革新的な)
・strategy(戦略)
・brand awareness(ブランド認知)
問題462
The human resources department is responsible for ensuring that all employees are ——- with company policies.
(A) familiar
(B) familiarize
(C) familiarity
(D) familiarly
問題462の解答(ここをクリック)
解答 (A) familiar
1.選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。
選択肢を見ると、似たようなスペルなので「品詞問題」と判断できます。空所の前後を見て判断できるものが多いので前後を確認しましょう。
2.解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。
【注目すべき語句】
The human resources department is responsible for ensuring that all employees are ——- with company policies.
空所の前後を見ます。空所の前がbe動詞are、後ろが前置詞with。be familiar with(~に精通している)から形容詞の(A) familiar(よく知っている、精通している)を選びます。
TOEICパート5の品詞問題は、空所の前後を見て判断できる問題が多いので、まずは前後を見ましょう。前後を見て解ける問題は、短時間で終えてパート7に時間を残しましょう。
この問題は前後のみで判断できるので全文の意味を考える必要のない「部分読み問題」となります。
【問題文意味】
人事部は、全従業員に会社の方針を周知徹底させる役割を担っています。
【単語等】
(B) familiarize(動詞:慣れ親しませる)
(C) familiarity(名詞:よく知っていること)
(D) familiarly(副詞:親しく)
・human resources department(人事部)
・be responsible for(~に対して責任がある)
・ensure(確かにする)
・employee(従業員)
・policy(方針)
問題463
Ms. Stanton ——- on the annual budget report since early this morning.
(A) has been working
(B) had worked
(C) will been working
(D) works
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解答 (A) has been working
1.選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。
選択肢を見ると、さまざまな時制の動詞(すべて能動態)があるので「時制に関する動詞問題」と考えられます。時制を限定する語句を確認していきましょう。
2.解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。
【注目すべき語句】
Ms. Stanton ——- on the annual budget report since early this morning.
文の後半のsince early this morning(今朝早くから)があり、これと合う動詞は現在完了進行形の(A) has been workingです。これは、過去のある時点から現在まで続いている進行中の行為を表します。
時制に関する動詞問題:時制を限定する語句はないか? ―>今回はsince early this morning から現在完了進行形の動詞を選ぶ
【問題文意味】
Stantonさんは、今朝早くから年次予算報告書の作成に取り掛かっています。
【単語等】
・annual(年に一度の)
・budget(予算)
問題464
The project manager decided to ——- the deadline for the submission of the final report.
(A) extend
(B) extending
(C) extension
(D) extensive
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解答 (A) extend
1.選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。
選択肢を見ると、似たようなスペルなので「品詞問題」と判断できます。空所の前後を見て判断できるものが多いので前後を確認しましょう。
2.解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。
【注目すべき語句】
The project manager decided to ——- the deadline for the submission of the final report.
空所の前後を見ます。空所の前が動詞decided(決めた)にto、後ろが名詞句のthe deadline (締め切り)が続きます。したがって空所には動詞の原形の(A) extend(延長する)が適切です。
decided to extend the deadline ―> 締め切りを延長することを決めた
TOEICパート5の品詞問題は、空所の前後を見て判断できる問題が多いので、まずは前後を見ましょう。前後を見て解ける問題は、短時間で終えてパート7に時間を残しましょう。
この問題は前後のみで判断できるので全文の意味を考える必要のない「部分読み問題」となります。
【問題文意味】
プロジェクトマネージャーは、最終報告書の提出期限を延長することを決定した。
【単語等】
(B) extending(動詞extend「延長する」の現在分詞形)
(C) extension(名詞:延長)
(D) extensive(形容詞:広範囲に及ぶ)
・deadline(締め切り)
・submission(提出)
問題465
——- the technical difficulties experienced during the presentation, Mr. Novak was able to secure the contract.
(A) Despite
(B) Because of
(C) In the event that
(D) Although
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解答 (A) Despite
1.選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。
選択肢を見ると、前置詞、前置詞、接続詞、接続詞の【接続詞・前置詞問題】であることがわかります。
接続詞・前置詞問題では、空所の後ろの形が主語+動詞であれば接続詞、空所の後ろが名詞句ならば前置詞が正解になります。
【文頭に接続詞がくる場合】
1.(接続詞)+(主語S)+(動詞V), (主語S)+(動詞V).
【文の途中に接続詞がくる場合】
2.(主語S)+(動詞V)+(接続詞)+(主語S)+(動詞V).
一方、前置詞が正解になる場合は、前置詞の後に動詞がなく、次のような形になります。
【文頭に前置詞がくる場合】
3.(前置詞)+(名詞句), (主語S)+(動詞V).
【文の途中に前置詞がくる場合】
4.(主語S)+(動詞V)+(前置詞)+(名詞句).
2.解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。
【注目すべき語句】
——- the technical difficulties experienced during the presentation, Mr. Novak was able to secure the contract.
空所の後ろの形を見ます。カンマまでのthe technical difficulties experienced during the presentationは名詞句で動詞がはいっていません。空所の後ろはMr. Novak wasで主語+動詞の形です。したがって、この問題文は上の3のパターンで前置詞が入ることがわかります。選択肢の中で前置詞は(A) Despite(~にもかかわらず)と(B) Because of(~の理由で)の2つあるので、文全体の意味を取る必要があります。
空所の次からカンマまでの意味が「プレゼン中に技術的な問題が発生した」、カンマ以降は「Novakさんは契約を獲得することができた」なので、この2つをつなぐには(A) Despite(~にもかかわらず)が適切です。
この問題は、文法的に前置詞が入ることがわかるが、選択肢の中に前置詞が2つあるので全体の意味を考えて解く必要がある問題で「全文読み問題」となります。
※ Despite以下の文構造の補足説明
Despite以下の “experienced during the presentation” は「プレゼンテーション中に経験された技術的な困難」という意味で、”technical difficulties”(技術的な困難)を後ろから修飾します。この文では “difficulties” に対してどのような困難であるかを説明する役割を果たしています。
“experienced” は “difficulties” にかかる過去分詞形で、受け身の意味を持つ表現です。つまり、「(誰かによって)経験された技術的な困難」を意味します。
したがって、この問題文の中の”experienced” は動詞の過去形ではなく、過去分詞として使われていることになります。
以下のように関係代名詞を使うと文の構造がわかりやすくなります。
the technical difficulties which were experienced during the presentation
“which were experienced” は関係代名詞 “which” と受動態 “were experienced” を使って、「プレゼンテーション中に経験された技術的な困難」を説明しています。これを簡略化して「which were」を省略すると、”the technical difficulties experienced during the presentation” となります。
【問題文意味】
プレゼン中に技術的な問題が発生しましたが、Novakさんは契約を確保することができました。
【単語等】
(C) In the event that(ということが起こる場合)
(D) Although(~だけれども)
・secure(確保する)
問題466
Project Skyward requires a high level of ——- between team members to ensure all tasks are completed efficiently.
(A) collaboration
(B) medication
(C) presentation
(D) installation
問題466の解答(ここをクリック)
解答 (A) collaboration
1.選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。
選択肢がすべて名詞なので「語彙問題」であることがわかります。空所の前後を中心に見ていきましょう。
2.解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。
【注目すべき語句】
Project Skyward requires a high level of ——- between team members to ensure all tasks are completed efficiently.
空所の前がa high level of (高いレベルの)、後ろがbetween team members(チームメンバー間で)なので(A) collaboration(協力)が適切です。
a high level of collaboration between team members ー>チームメンバー間で高いレベルの協力
【問題文意味】
Project Skywardは、すべてのタスクを効率的に完了させるために、チームメンバー間で高いレベルの協力を必要とします。
【単語等】
(B) medication(薬、薬物)
(C) presentation(プレゼンテーション)
(D) installation(設置)
・ensure(確かにする)
・complete(完了させる)
・efficiently(効率的に)
問題467
The customer support team at the Daimler Office Supplies ——– to all customer complaints within 48 hours.
(A) addresses
(B) responds
(C) deals
(D) resolves
問題467の解答(ここをクリック)
解答 (B) responds
1.選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。
選択肢がすべて動詞の三人称単数現在形なので「語彙問題」であることがわかります。空所の直後がヒントです。
2.解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。
【注目すべき語句】
The customer support team at the Daimler Office Supplies ——– to all customer complaints within 48 hours.
空所の直後に前置詞toがあります。直後にtoと一緒に使われるのは(B) responds(respond toで「~に対応・対処する」)で、これを選びます。
respond to all customer complaints(すべてのお客様の苦情に対応する)となり、意味的にも適切です。
他の選択肢ですが、次のような場合、空所に入れることができます。
(A) addresses:toがなければaddresses all customer complaints(すべてのお客様の苦情に対処する)で意味的に問題ありません。
(C) deals:toの代わりにwithであれば、deals with all customer complaints(すべてのお客様の苦情に対応する)で意味的に問題ありません。
(D) resolves:toがなければresolves all customer complaints(お客様からのクレームをすべて解決する)で意味的に問題ありません。
この問題では直後のtoと一緒に使われる動詞かどうか知っていれば絞り込める問題で、全文の意味を考える必要のない「部分読み問題」となります。
【問題文意味】
Daimler Office Suppliesのカスタマーサポートチームは、すべてのお客様の苦情に48時間以内に対応しています。
【単語等】
・office supplies(事務用品)
・complaint(苦情)
問題468
Keller Manufacturing encourages its employees to participate in community service events to promote ——- responsibility.
(A) social
(B) society
(C) socialize
(D) socially
問題468の解答(ここをクリック)
解答 (A) social
1.選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。
選択肢を見ると、似たようなスペルなので「品詞問題」と判断できます。空所の前後を見て判断できるものが多いので前後を確認しましょう。
2.解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。
【注目すべき語句】
Keller Manufacturing encourages its employees to participate in community service events to promote ——- responsibility.
空所の前後を見ます。空所の前が動詞promote(推進する)、後ろが名詞のresponsibility(責任)。したがって空所には名詞responsibilityを修飾する形容詞の(A) social(社会の、社会的)が適切です。
品詞問題の基本公式: 【形容詞】+【名詞】
TOEICパート5の品詞問題は、空所の前後を見て判断できる問題が多いので、まずは前後を見ましょう。前後を見て解ける問題は、短時間で終えてパート7に時間を残しましょう。
この問題は前後のみで判断できるので全文の意味を考える必要のない「部分読み問題」となります。
【問題文意味】
Keller Manufacturingは、社会的責任を推進するため、従業員にコミュニティサービスイベントへの参加を勧めています。
【単語等】
(B) society(名詞:社会)
(C) socialize(動詞:社会化する、社交的に交際する)
(D) socially(副詞:社交的に)
・encourage(勧める)
・participate in(~に参加する)
・promote(促進させる)
・responsibility(責任)
問題469
The financial report will be completed and submitted to the board ——- the end of this month.
(A) by
(B) on
(C) with
(D) as
問題469の解答(ここをクリック)
解答 (A) by
1.選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。
選択肢がすべて前置詞なので「語彙問題」と考えられます。空所の後にヒントがあります。
2.解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。
【注目すべき語句】
The financial report will be completed and submitted to the board ——- the end of this month.
空所の後ろにthe end of this month (今月末)があり、これと合うのは(A) by(~までに)です。by the end of this monthで「今月末までに」という意味になります。
(B) onは特定の日付に対して使われるため、この文脈では不適切です。(C) withと(D) asは両方とも期限を表現するのには使われません。
この問題は空所の後を見て絞り込める問題で、全文の意味を考える必要のない「部分読み問題」となります。
【問題文意味】
財務報告書は今月末までに完成し、取締役会に提出される予定です。
【単語等】
・financial (財務の)
・complete(完成させる)
・submit(提出する)
・board(取締役)
問題470
Mr. Katzian ——- a revised training program for new employees last quarter.
(A) was implemented
(B) implements
(C) will implement
(D) implemented
問題470の解答(ここをクリック)
解答 (D) implemented
1.選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。
選択肢を見ると、さまざまな時制で能動態、受動態の動詞があるので「能動態・受動態・時制に関する動詞問題」と考えられます。主語と動詞の関係や時制をチェックポイントとして確認していきます。
2.解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。
【注目すべき語句】
Mr. Katzian ——- a revised training program for new employees last quarter.
文末のlast quarter(前四半期)から、過去時制であることがわかります。したがって、過去形の動詞が必要になります。
過去時制は受動態の(A) was implemented(実施された)、能動態の(D) implemented(実施した)の2つに絞り込まれ、主語Mr. Katzianが目的語a revised training program(改訂された研修プログラム)を「実施した」という能動態の関係が適切です。
したがって、能動態の過去形の(D) implemented(実施した)を選びます。
動詞問題は、能動態、受動態と時制を絡めて出題されることがあります。
・主語が「何かをする(能動態)」、主語が「される(受動態)」のか? ―>今回は能動態であることを確認
・時制を限定する語句はないか? ―>今回はlast quarter から過去時制の動詞を選ぶ
の2点を確認していくといいでしょう。
【問題文意味】
Katzianさんは、前四半期に新入社員向けの改訂された研修プログラムを実施しました。
【単語等】
・revise(修正する、改訂する)
・plant(工場)
練習問題 401-500