TOEIC PART5 練習問題471-480

解答　(D) making

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢を見ると、さまざまな形の動詞があるので「動詞問題」と考えられます。最初に問題文の動詞の位置を確認しましょう。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

The human resources team implemented inclusive policies, ——– a positive work environment for all employees.

問題文の動詞はimplementedです。接続詞などを使わない限りひとつの文に対して述語動詞はひとつになります。このルールから(A) will make、(B) makes、(C) had madeは前に接続詞などがないので不適切です。したがって、現在分詞形の(D) makingが適切です。

(D) makingを入れたこの問題文は分詞構文で、接続詞を使って書き換えると以下と同じような意味になります。このような形の分詞構文は、「結果」の分詞構文と分類されているようです。

The human resources team implemented inclusive policies and it made a positive work environment for all employees.

（人事チームが包括的な政策を実施し、すべての従業員にとって肯定的な職場環境を作り出した）

itが、前の文全体（he human resources team implemented inclusive policies）を受けて、「そのことがすべての従業員にとって肯定的な職場環境を作り出した」となります。

【問題文意味】

人事チームが包括的な政策を実施し、すべての従業員にとって肯定的な職場環境を作り出した。

【単語等】

・implement（実施する）
・inclusive（包括的な）
・policy（政策）
・positive（肯定的な、ポジティブな）

解答　(D) Occupancy

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢を見ると、動詞のさまざまな形と似たようなスペルの選択肢なので「品詞・動詞問題」と判断できます。文の動詞を最初に確認しましょう。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

——– at our serviced apartments has improved after introducing an efficient online booking system.

問題文の動詞はhas improved（向上した）です。空所には主語になる名詞が必要で(A) Occupations（職業）または(D) Occupancy（占有率、稼働率）に絞り込まれます。動詞がhas improvedの三人称単数現在形なので、複数の名詞は不適切です。したがって(D) Occupancy（占有率、稼働率）を選びます。

意味的にも「効率的なオンライン予約システムの導入後、サービスアパートメントの稼働率が向上しました」で問題ありません。

品詞問題の基本公式：主語になれるのは【名詞（句）】

この問題は動詞を確認して判断できるので全文の意味を考える必要のない「部分読み問題」となります。

【問題文意味】

効率的なオンライン予約システムの導入後、サービスアパートメントの稼働率が向上しました。

【単語等】

(B) Occupy（動詞：占有する）
(C) Occupied（動詞Occupy「占有する」の過去または過去分詞形）
・serviced apartment（サービスアパートメント：アパートのように長期滞在するための設備が備えられており、さらにハウスキーピングやフロントサービスなどホテルのサービスが付いた宿泊施設）
・introduce（導入する）
・efficient（効率的な）
・booking system（予約システム）

解答　(B) Many

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢を見ると、Every、Manyなどが入っているので「数量形容詞問題」と考えられます。数量形容詞が修飾する名詞が可算、不可算であるか、可算の場合、単数か複数かについて確認します。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

——– small businesses have benefited from our comprehensive consulting services.

空所の後ろの名詞句が可算名詞で複数のsmall businesses （中小企業）。可算名詞の複数形の前におけるのは、(B) Many（多くの）のみでこれを選びます。

(A) Every（「すべての」の意味で通常は可算名詞の単数の前）

(C) Much（「たくさんの」の意味で不可算名詞の前）

(D) Each（「それぞれの」の意味で通常は可算名詞の単数の前）

この問題は空所の数量形容詞が修飾する名詞が可算名詞の複数であることがわかれば解けるので「部分読み問題」となります。

【問題文意味】

多くの中小企業が、当社の総合的なコンサルティングサービスの恩恵を受けています。

【単語等】

・benefit（恩恵を受ける）
・comprehensive（総合的な）

解答　(A) distinguished

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢がすべて形容詞なので「語彙問題」であることがわかります。空所に入る形容詞が修飾する名詞との相性・コロケーションがヒントになります。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

Burwell Solutions has a ——– reputation for providing top-quality products and services.

空所の後がreputation（評判）です。これと合うのは(A) distinguished（優れた）です。

(B) creative: 「創造的な」という意味であり、「評判」に関連する形容詞としては不適切です。ここでは、製品やサービスの品質に関する評判を強調する必要があるため、「creative」は適切ではありません。

(C) occasional: 「時折の、たまにの」という意味であり、「評判」に関連する形容詞としては不適切です。

(D) tolerant: 「寛容な」という意味ですが、この文脈では製品やサービスの品質に関する評判を強調するために適切な形容詞ではありません。

この問題では直後の名詞との相性を考えれば解ける問題で、全文の意味を考える必要のない「部分読み問題」となります。

【問題文意味】

Burwell Solutionsは、最高品質の製品とサービスを提供することで、優れた評判を得ています。

【単語等】

・provide（提供する）
・top-quality（最高品質）

解答　(D) had

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢を見ると、接続詞が２つ、前置詞・副詞とhadがあるので接続詞・前置詞・副詞問題の可能性があると考えて、主語と動詞を確認していきましょう。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

Mr. Yamaguchi would have allocated additional resources to gather more accurate data ——– he known the market research was incomplete,

まず、動詞の主語と動詞を確認していきます。空所の前の主語はMr. Yamaguchi 、動詞はwould have allocated です。空所の後の主語はhe ですが、動詞known は過去分詞で主語の直後に来るのはおかしいと考え、仮定法過去完了のifを省略した倒置形に気づけば、(D) hadが適切であることがわかります。

 【倒置文】

Mr. Yamaguchi would have allocated additional resources to gather more accurate data had he known the market research was incomplete,

【ifを戻した文】

Mr. Yamaguchi would have allocated additional resources to gather more accurate data if he had known the market research was incomplete,

【仮定法過去完了】

「仮定法過去完了」は「～であったならば…だっただろう」というように、過去の事実とは逆の仮定を表す。

If +主語S + 【had + 動詞Vの過去分詞】, 

主語S +【 would/could/might/should（助動詞） + have + 動詞Vの過去分詞】.

または

主語S + 【would/could/might/should（助動詞） + have + 動詞Vの過去分詞】

 if +主語S + 【had + 動詞Vの過去分詞】.

【問題文意味】

Yamaguchiさんは、市場調査が不完全であることを知っていれば、より正確なデータを収集するために、さらなる資源を割り当てていたことでしょう。

【単語等】

・allocate（割り当てる）
・additional（追加の）
・resource（資源）
・gather（集める）
・accurate（正確な）
・incomplete（不完全な）

解答　(C) consistently

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢を見ると、似たようなスペルなので「品詞問題」と判断できます。空所の前後で判断できるものが多いので最初に前後を確認しましょう。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

Our customer service department ——– receives positive feedback from our clients.

空所の前後を見ます。空所の前が主語の名詞句Our customer service department（当社のカスタマーサービス部門）、後ろが動詞receives（受ける）。したがって空所には動詞receives（受ける）を修飾する副詞の(C) consistently（常に、一貫して）が適切です。

品詞問題の基本公式：　【主語（名詞・名詞句）】+【副詞】+【動詞】

この問題は前後のみで判断できるので全文の意味を考える必要のない「部分読み問題」となります。

【問題文意味】

当社のカスタマーサービス部門は、常にお客様から好評を得ています。

【単語等】

(A) consists（動詞：〜から成る）
(B) consistent（形容詞：一貫した）
(D) consisted（動詞 「〜から成る」の過去または過去分詞形）
・positive（肯定的な。ポジティブな）
・feedback（フィードバック、感想、意見）

解答　(B) prior

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢がすべて形容詞なので「語彙問題」であることがわかります。まず空所の前後を見ていきましょう。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

Our investment decisions are based on ——– research and in-depth financial analysis.

空所の前が前置詞on、後がresearch（調査、研究）です。これと合うのは(B) prior（事前の）です。

全文の意味は「私たちの投資判断は、事前の調査と詳細な財務分析に基づいています」となって適切です。

(A) congested: 「混雑した」という意味であり、不適切です。

(C) affordable: 「手頃な価格の」という意味であり、不適切です。

(D) proficient: 「熟達した、堪能な」という意味であり、不適切です。

【問題文意味】

私たちの投資判断は、事前の調査と詳細な財務分析に基づいています。

【単語等】

・investment（投資）
・in-depth（詳細な）
・financial（財務の）
・analysis（分析）

解答　(A) While

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢を見ると、接続詞、接続詞、副詞、前置詞の【接続詞・前置詞・副詞問題】であることがわかります。

接続詞・前置詞・副詞問題では、空所の後ろの形が主語+動詞であれば接続詞が正解になります。

【文頭に接続詞がくる場合】

１．（接続詞）+（主語S）+（動詞V）, （主語S）+（動詞V）.

【文の途中に接続詞がくる場合】

２．（主語S）+（動詞V）+（接続詞）+（主語S）+（動詞V）.

一方、前置詞が正解になる場合は、前置詞の後に動詞がなく、次のような形になります。

【文頭に前置詞がくる場合】

３．（前置詞句）+（名詞句）, （主語S）+（動詞V）.

【文の途中に前置詞がくる場合】

４．（主語S）+（動詞V）+（前置詞）+（名詞句）.

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

——– employee satisfaction is important, we must also consider our financial responsibilities.

空所の後ろの形を見ます。employee satisfaction isで主語+動詞の形で、カンマ以降もwe must also considerで主語+動詞の形になっています。この形は上の１に該当し、空所には接続詞が入ることがわかります。選択肢の中で接続詞は(A) While（～の間、～だが）と(B) Because（～なので）があります。

接続詞が入ることがわかり、接続詞が２つ以上ある場合は、全体の意味を取る必要があります。

意味が「従業員の満足度が重要であるが、私たちは財政的な責任も考慮しなければなりません。」となるのが適切なので、(A) While（～の間、～だが）を選びます。

この問題は、文全体の意味を考えながら複数の接続詞の選択肢の中から絞り込む必要がある「全文読み問題」となります。

【問題文意味】

従業員の満足度が重要であるが、私たちは財政的な責任も考慮しなければなりません。

【単語等】

(C) Initially（副詞：最初は）
(D) Despite（前置詞：～にもかかわらず）
・satisfaction（満足、満足度）
・financial（財務の）
・responsibility（責任）

解答　(B) leaving

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢を見ると、さまざまな形の動詞があるので「動詞問題」と考えられます。最初に問題文の動詞の位置を確認しましょう。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

Ms. Nigel resolved issues quickly, ——– her clients with a lasting impression of exceptional service.

問題文の動詞はresolvedです。接続詞などを使わない限りひとつの文に対して述語動詞はひとつになります。このルールから(A) has left、(C) leaves、(D) was leftは前に接続詞などがないので不適切です。したがって、現在分詞形の(B) leaving（leave：何らかの結果や影響を残す）が適切です。

(B) leavingを入れたこの問題文は分詞構文で、接続詞を使って書き換えると以下と同じような意味になります。このような形の分詞構文は、「結果」の分詞構文と分類されているようです。

Ms. Nigel resolved issues quickly and it left her clients with a lasting impression of exceptional service.

（Nigelさんは問題を迅速に解決し、そのことが顧客に並外れたサービスの持続的な印象を残しました。）

itが、前の文全体（Ms. Nigel resolved issues quickly）を受けて、「そのことが顧客に並外れたサービスの持続的な印象を残しました」となります。

【問題文意味】

Nigelさんは問題を迅速に解決し、顧客に並外れたサービスの持続的な印象を残しました。

【単語等】

・resolve（解決する）
・issue（問題）
・lasting（持続的な）
・impression（印象）
・exceptional（並外れた）

解答　(C) Anyone

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢を見ると、さまざまな代名詞があるので「代名詞問題」と判断できます。空所の後ろにヒントがあります。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

——– who is interested in participating in the company’s volunteer program should sign up by next week.

空所の後が関係代名詞who、be動詞isがあります。したがって空所には、単数形でかつ、人に関する先行詞がはいることがわかります。この条件を満たすのは(C) Anyone（だれでも）のみでこれを選びます。

anyone who ～（＝whoever ～）：～するだれでも

この問題は空所の後のみで判断できるので全文の意味を考える必要のない「部分読み問題」となります。

【問題文意味】

会社のボランティアプログラムに参加に興味がある人は誰でも、来週までに申し込んでください。

【単語等】

・participate in（参加する）
・sign up（申し込む、登録する）