TOEIC PART5 練習問題481-490
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問題481
By offering exclusive discounts, we can attract more ——– and boost overall sales performance.
(A) buy
(B) buyer
(C) buys
(D) buyers
問題481の解答(ここをクリック)
解答 (D) buyers
1.選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。
選択肢を見ると、似たようなスペルとさまざまな動詞の形なので「品詞または動詞問題」と判断できます。空所の前後を見ていきましょう。
2.解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。
【注目すべき語句】
By offering exclusive discounts, we can attract more ——– and boost overall sales performance.
空所の前が、動詞attract引き付ける)とmoreです。後ろが接続詞andに動詞boost(上昇させる)が続きます。したがって、空所には動詞attractの目的語になれる名詞が入ると考えられます。
名詞の選択肢は単数形の(B) buyer(購入者)と複数形の(D) buyersです。buyerは可算名詞なので、単数の場合は、aまたはtheの冠詞が必要です。attract(と空所の間には冠詞がないので複数形の(D) buyersが適切です。
TOEICパート5の品詞問題は、空所の前後を見て判断できる問題が多いので、まずは前後を見ましょう。前後を見て解ける問題は、短時間で終えてパート7に時間を残しましょう。
この問題は前後を中心に確認すれば解ける問題で、全文の意味を考える必要のない「部分読み問題」となります。
【問題文意味】
限定の割引を提供することで、より多くの購入者を引きつけ、全体の販売成績を上げることができます。
【単語等】
(A) buy(動詞:購入する)
(C) buys(動詞buyの三人称単数現在形)
・offer(提供する)
・exclusive(限定の)
・discount(割引)
・performance(成績、業績)
問題482
——– a month ago, Stellar Printing Services introduced a customer loyalty program that has already shown positive results.
(A) Partly
(B) Nearly
(C) Formerly
(D) Recently
問題482の解答(ここをクリック)
解答 (B) Nearly
1.選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。
選択肢がすべて-lyで終わる副詞なので「語彙問題」であることがわかります。空所の直後がヒントです。
2.解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。
【注目すべき語句】
——– a month ago, Stellar Printing Services introduced a customer loyalty program that has already shown positive results.
空所の後がa month agoです。これと合うのは(B) Nearly(ほぼ)です。
nearly a month ago:ほぼ1か月前
(A) Partly:「部分的に」を意味するため、この文脈では適切ではありません。
(C) Formerly:「以前」という意味であり、時間の経過を具体的に示すものではないため、この文脈で使うのは適切ではありません。
(D) Recently:「最近」という意味であり、a month agoの具体的な時間を示していないため、適切ではありません。
この問題は直後を確認すれば解ける問題で、全文の意味を考える必要のない「部分読み問題」となります。
【問題文意味】
Stellar Printing Servicesは、ほぼ1カ月前に、すでに良好な結果をもたらしている顧客ロイヤリティプログラムを導入しました。
【単語等】
・introduce(導入する)
・loyalty(忠実、忠誠)
・positive(前向きな、肯定的な)
問題483
The decision to expand ——– the Asian market has significantly boosted our brand’s global presence.
(A) into
(B) at
(C) about
(D) onto
問題483の解答(ここをクリック)
解答 (A) into
1.選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。
選択肢がすべて前置詞なので「語彙問題」と考えられます。空所の前後にヒントがあります。
2.解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。
【注目すべき語句】
The decision to expand ——– the Asian market has significantly boosted our brand’s global presence.
空所の前が動詞expand、後ろがthe Asian market (アジア市場)。「アジア市場に進出する」という意味から(A) intoが適切です。
expand into the Asian market:アジア市場に進出する
(B) at:atは場所や時間を示す前置詞ですが、この文脈では市場への拡大を表すのに適切ではありません。
(C) about:aboutは「~について」という意味であり、この文脈で使うのは適切ではありません。
(D) onto:ontoは「~の上に」という意味であり、市場への拡大を示すために適切な前置詞ではありません。
この問題は空所の前後で判断できる問題で、全文の意味を考える必要のない「部分読み問題」となります。
【問題文意味】
アジア市場への進出を決めたことで、私たちのブランドのグローバルな存在感は著しく高まりました。
【単語等】
・decision(決定)
・significantly(著しく)
・boost(上昇させる、高める)
・presence(存在感)
問題484
Murphy Software is considering additional acquisitions ——– the success of its recent strategic partnership.
(A) when
(B) while
(C) moreover
(D) after
問題484の解答(ここをクリック)
解答 (D) after
1.選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。
選択肢を見ると、接続詞、接続詞、副詞、接続詞・前置詞の【接続詞・前置詞・副詞問題】であることがわかります。接続詞・前置詞・副詞問題では、空所の後ろの形が主語+動詞であれば接続詞、空所の後ろの形が名詞句であれば前置詞が正解になります。
【文頭に接続詞がくる場合】
1.(接続詞)+(主語S)+(動詞V), (主語S)+(動詞V).
【文の途中に接続詞がくる場合】
2.(主語S)+(動詞V)+(接続詞)+(主語S)+(動詞V).
一方、前置詞が正解になる場合は、前置詞の後に動詞がなく、次のような形になります。
【文頭に前置詞がくる場合】
3.(前置詞)+(名詞句), (主語S)+(動詞V).
【文の途中に前置詞がくる場合】
4.(主語S)+(動詞V)+(前置詞)+(名詞句).
2.解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。
【注目すべき語句】
Murphy Software is considering additional acquisitions ——– the success of its recent strategic partnership.
空所の前が、Murphy Software is consideringで主語+動詞です。後ろはthe success of its recent strategic partnershipという名詞句なので空所には前置詞が入ることがわかります。選択肢の中で唯一の前置詞の働きがある(D) after(~の後で)を選びます。
(A) when(~とき)と(B) while(~の間、一方で)は接続詞、(C) moreover(さらに)は副詞です。
この問題は文の主語・動詞の構造の確認のみで判断できるので全文の意味を考える必要のない「部分読み問題」となります。
【問題文意味】
Murphy Softwareは、最近の戦略的パートナーシップの成功後、追加の買収を検討しています。
【単語等】
・consider(検討する)
・schedule(予定を決める)
・additional(追加の)
・acquisition(買収)
・strategic(戦略的な)
・partnership(パートナーシップ、協調)
問題485
Wilson Pharmaceutical Corporation will work with ——– consultants to strengthen its project management skills.
(A) experience
(B) to experience
(C) experienced
(D) experiences
問題485の解答(ここをクリック)
解答 (C) experienced
1.選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。
選択肢を見ると、さまざまな動詞の形と名詞があるので「動詞または品詞問題」と判断できます。空所の前後を見て判断できるものが多いので前後を確認しましょう。
2.解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。
【注目すべき語句】
Wilson Pharmaceutical Corporation will work with ——– consultants to strengthen its project management skills.
空所の前が前置詞with、後ろが名詞の複数形のconsultants(コンサルタント)です。したがって空所には名詞consultantsを修飾する形容詞の(C) experienced(経験豊富な)が適切です。
品詞問題の基本公式: 【形容詞】+【名詞】
TOEICパート5の品詞問題は、空所の前後を見て判断できる問題が多いので、まずは前後を見ましょう。前後を見て解ける問題は、短時間で終えてパート7に時間を残しましょう。
この問題は前後を中心に判断できるので全文の意味を考える必要のない「部分読み問題」となります。
【問題文意味】
Wilson Pharmaceutical Corporationは、プロジェクトマネジメント力を強化するため、経験豊富なコンサルタントと協力していきます。
【単語等】
(A) experience(名詞:経験、動詞:経験する)
(B) to experience(動詞experience「経験する」の不定詞)
(D) experiences(名詞experience「経験」の複数形または動詞experience「経験する」の三人称単数現在形)
・strengthen(強化する)
問題486
The sales team attended a training program ——– focused on developing negotiation skills.
(A) who
(B) whoever
(C) what
(D) that
問題486の解答(ここをクリック)
解答 (D) that
1.選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。
選択肢を見ると、さまざまな関係代名詞があるので「関係代名詞問題」と判断できます。
2.解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。
【注目すべき語句】
The sales team attended a training program ——– focused on developing negotiation skills.
空所の前後を見ます。空所の前がa training program (基調演説者)、後ろが動詞focused。先行詞が人以外で動詞が続くので、(D) thatが適切です。
関係代名詞:人以外が先行詞で主格の場合はthatまたはwhich
※参考までに
・whoeverはanyone who(~する人はだれでも)
・whatはthe thing(s) which(~すること)
で先行詞の働きを含んでいます。
この問題は空所で判断できるので全文の意味を考える必要のない「部分読み問題」となります。
【問題文意味】
営業チームは、交渉力を高めることに焦点を当てた研修に参加しました。
【単語等】
・attend (参加する、出席する)
・focus on(~に焦点を当てる)
・develop(伸ばす、発達させる)
・negotiation(交渉)
問題487
Through ——– efforts, Mr. Campbell reduced production costs by resolving critical issues promptly.
(A) he
(B) his
(C) himself
(D) him
問題487の解答(ここをクリック)
解答 (B) his
1.選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。
選択肢を見ると、主格、所有格、目的格などがあるので「代名詞問題」と判断できます。
2.解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。
【注目すべき語句】
Through ——– efforts, Mr. Campbell reduced production costs by resolving critical issues promptly.
空所の前後を見ます。空所の前が前置詞Through (~を通じて)、後ろが名詞のefforts(努力)。名詞effortsの前には所有格の(B) his(彼の)が適切です。
代名詞問題は簡単なものが多いので取りこぼしのないようにしたいところです。
この問題は前後で判断できるので全文の意味を考える必要のない「部分読み問題」となります。
【問題文意味】
Campbellさんは、彼の努力を通じて、重要な問題を迅速に解決することで、製造コストを削減しました。
【単語等】
・reduce(削減する)
・production(製造、生産)
・resolve(解決する)
・critical(重要な)
・issue(問題)
・promptly(迅速に)
問題488
Following her success in improving customer satisfaction, Sarah ——– to customer service manager.
(A) promotes
(B) has promoted
(C) was promoted
(D) to promote
問題488の解答(ここをクリック)
解答 (C) was promoted
1.選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。
選択肢を見ると、さまざまな時制で能動態、受動態の動詞があるので「能動態・受動態・時制に関する動詞問題」と考えられます。主語と動詞の関係を確認しましょう。
2.解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。
【注目すべき語句】
Following her success in improving customer satisfaction, Sarah ——– to customer service manager.
空所の前が主語のSarah (Sarahさん)、後ろが前置詞toに名詞句customer service manager(カスタマーサービスマネージャー)が続きます。
「Sarahさん」は「カスタマーサービスマネージャー」に「昇進した」という受動態の関係が適切です。選択肢の中で受動態は(C) was promotedのみで、時制的にも問題ないのでこれを選びます。
時制や能動態・受動態に関する動詞問題は、
- 時制を決める語句はないか?
- 主語と動詞の関係は能動態が適切か、それとも受動態が適切か?
の2項目を確認することをお勧めします。
今回は、時制を決める語句は入っていないので、2番のみ確認すれば選択肢が絞り込めます。
この問題は前後を中心に見て判断できるので全文の意味を考える必要のない「部分読み問題」となります。
【問題文意味】
顧客満足度を向上させることに成功して、Sarahさんはカスタマーサービスマネージャーに昇進しました。
【単語等】
・following(~の後に、~に続いて)
・improve(向上させる、改善する)
・satisfaction(満足度)
問題489
The productivity of the team increased ——– with the introduction of new software.
(A) durably
(B) considerably
(C) expressively
(D) carefully
問題489の解答(ここをクリック)
解答 (B) considerably
1.選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。
選択肢がすべて-lyで終わる副詞なので「語彙問題」であることがわかります。空所の副詞が修飾する動詞increasedとの相性がヒントです。
2.解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。
【注目すべき語句】
The productivity of the team increased ——– with the introduction of new software.
空所の前が動詞の過去形increased(向上した)。increasedと合う副詞は(B) considerably(かなり)でこれを選びます。
(A) durably:「耐久性があって」という意味であり、この文脈で使うのは適切ではありません。
(C) expressively:「表現力豊かに」という意味であり、生産性の増加に関連していないため適切ではありません。
(D) carefully:「注意深く」という意味であり、生産性の増加に関連していないため適切ではありません。
【問題文意味】
新しいソフトの導入により、チームの生産性は格段に向上しました。
【単語等】
・productivity(生産性)
・introduction(導入)
問題490
Aki Miura ——– will be presenting the keynote speech at the upcoming conference.
(A) she
(B) hers
(C) her
(D) herself
問題490の解答(ここをクリック)
解答 (D) herself
1.選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。
選択肢を見ると、主格、所有格、目的格などがあるので「代名詞問題」と判断できます。
2.解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。
【注目すべき語句】
Aki Miura ——– will be presenting the keynote speech at the upcoming conference.
空所の前後を見ます。空所の前がAki Miura(Aki Miuraさん)、後ろが助動詞will。
Aki Miuraが主語で助動詞willに直接続けることができるので空所には特に何も入れなくてもいいことがわかります。したがって主語を強調する再帰代名詞(-self, -selves)が適切で、(D) herselfを選択します。
再帰代名詞の強調用法 ― 主語の動作・行為を強調する場合
- 主語に並べて強調
The student herself learns a programing language. (その学生自身がプログラミング言語を学ぶ。)
- 文末に置いて強調
The student learns a programing language herself. (その学生自身がプログラミング言語を学ぶ。)
代名詞問題は簡単なものが多いので取りこぼしのないようにしたいところです。
この問題は前後を中心に判断できるので全文の意味を考える必要のない「部分読み問題」となります。
【問題文意味】
今度の会議では、Aki Miuraさん自身が基調演説を行う予定です。
【単語等】
・present(発表する)
・keynote speech(基調演説)
・upcoming(今度の)
・conference(会議)
練習問題 401-500