TOEIC PART5 練習問題571-580

解答　(C) extended

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢が形容詞または動詞の過去分詞なので「語彙問題」であることがわかります。空所の前後を中心に見て絞り込んでから全体の意味を確認しましょう。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

Reeve Technologies has experienced remarkable growth over an ——– period of time.

空所の前が前置詞overに冠詞an、後ろがperiod of time（期間）です。period of timeと合うのは(C) extended（延長された、長期の）です。

an extended period of time：長時間、長期間、延長時間

(A) expanded（拡大した）は、通常は物理的なものや抽象的な概念が大きくなった、あるいは拡大したときに使います。時間が「拡大する」は自然ではないため、この選択肢は適切ではありません。

(B) acknowledged（認識された）は、何かが認知された、認められた、あるいは受け入れられたときに使います。しかし、時間が「認識される」のは自然な表現ではないため、この選択肢は不適切です。

(D) announced（発表された）は、何かが公に発表された、あるいは公に知らされたときに使います。時間が「発表される」のは適切な表現ではないため、この選択肢は不適切です。

この問題は前後を中心に判断できるので全文の意味を考える必要のない「部分読み問題」となります。

【問題文意味】

Reeve Technologiesは驚くべき成長を長期間にわたって経験した。

【単語等】

・remarkable（注目に値する、驚くべき）
・growth（成長）
・period（期間）

解答　 (B) Only

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢を見ると、接続詞、副詞（形容詞）、接続詞、前置詞の【接続詞・前置詞・副詞問題】であることがわかります。接続詞・前置詞・副詞問題では、通常、空所の後ろの形が主語+動詞であれば接続詞、空所の後ろの形が名詞句であれば前置詞が正解になります。最初に動詞の位置を確認していきましょう。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

——– those who understand the importance of customer service will succeed in today’s consumer-driven environment.

この問題文の動詞はwill succeedと考えられます。understandはwhoで始まる関係代名詞節の中の動詞で文全体の述語動詞ではありません。したがって、will succeedの前全体が主語になると考えられ、(B) Only（だけ）が適切です。

ほとんどの接続詞・前置詞・副詞問題は接続詞または前置詞が正解になりますが、今回のように副詞が正解になることがあります。

【問題文意味】

顧客サービスの重要性を理解する人だけが、今日の消費者主導の環境で成功します。

【単語等】

(A) When（接続詞：～のとき）
(C) In case（接続詞：万一～の場合には）
(D) In spite of（前置詞：～にもかかわらず）
・consumer-driven（消費者主導の）

解答　 (D) Employees

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢を見ると、似たようなスペルなので「品詞問題」と判断できます。今回は動詞の形を確認していきましょう。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

——– of Stanton Financial Group have access to an extensive range of benefits.

動詞はhaveなので主語は名詞の複数形であることがわかります。主語が空所なので、ここには名詞が入り、かつ複数形の名詞は(D) Employees（従業員）だけなのでこれを選びます。

品詞問題の基本公式：　現在時制で動詞に三人称単数現在形にsがなければ主語は名詞の複数形

【問題文意味】

Stanton Financial Groupの従業員は、幅広い福利厚生を利用することができます。

【単語等】

(A) Employment（名詞：雇用）
(B) Employs（動詞employ「雇用する」の三人称単数現在形）
(C) Employing（動詞employ「雇用する」のing形）
・access（［利用する・入手する］権利）
・extensive（広範囲に及ぶ）
・benefits（福利厚生）

解答　 (B) lengthy

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢を見ると、似たようなスペルなので「品詞問題」と判断できます。空所の前後を見て判断できるものが多いので前後を確認しましょう。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

After a ——– discussion, the board has approved the proposed merger with Passage Panorama Travel.

空所の前後を見ます。空所の前が冠詞a、後ろが名詞discussion（議論）です。空所には名詞discussionを修飾する形容詞が入ると考えられ、(B) lengthy（長時間の）が適切です。

品詞問題の基本公式：　【冠詞】+【形容詞】+【名詞】

TOEICパート5の品詞問題は、空所の前後を見て判断できる問題が多いので、まずは前後を見ましょう。前後を見て解ける問題は、短時間で終えてパート７に時間を残しましょう。

この問題は前後を中心に判断できるので全文の意味を考える必要のない「部分読み問題」となります。

【問題文意味】

長時間の議論の後、取締役会は提案されたPassage Panorama Travelとの合併を承認しました。

【単語等】

(A) lengthen（動詞：長くする）
(C) length（名詞：長さ）
(D) lengthily（副詞：長々と）
・board（取締役会）
・approve（承認する）
・proposed（提案されている）
・merger（合併）

解答　(B) confidential

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢を見ると、似たようなスペルなので「品詞問題」と判断できます。空所の前後を見て判断できるものが多いので前後を確認しましょう。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

For the protection of our customers, their personal information will always remain ——-.

カンマ以降を見ていきます。主語がtheir personal information（彼らの個人情報）でwill always remain（常に～のままである）と続きます。

「彼らの個人情報（their personal information）」が常に「機密のままである（remain confidential）」とするのが適切なので形容詞の(B) confidential（機密の）を選びます。

remain（～のままである）は第2文型（主語+動詞+補語）で使われる一般動詞でremainの直後に補語となる形容詞がくることがあります。

同じような第2文型で使われる一般動詞には以下のようなものがあります。

・look（～のように見える）　She looks tired（形容詞）. 「彼女は疲れているように見える。」

・appear（～のように見える）　He appears healthy（形容詞）. 「彼は健康に見える。」

・seem（～のように思われる）　The machine seems broken（形容詞）. 「その機械は壊れているように思われる。」

・prove（～であることがわかる）　　The tool has proved useful（形容詞）. 「その道具が役に立つことがわかった。」

・become（～になる）　The facility became available（形容詞）.　「その施設は利用できるようになった。」

この問題ではカンマ以降を確認すれば適切な選択肢を選ぶことができるので、全文の意味を考える必要のない「部分読み問題」となります。

【問題文意味】

お客様を保護するため、お客様の個人情報は常に極秘に扱われます。

【単語等】

(A) confidentiality（名詞：機密性）
(C) confidentially（副詞：秘密に）
(D) confidence（名詞：自信、信頼）
・protection（保護）

解答　 (C) which

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢を見ると、関係代名詞、代名詞があるので「関係詞・代名詞問題」と考えられます。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

We attended multiple industry conferences this year, most of ——– offered valuable networking opportunities.

文全体の構造を確認するために、主語と動詞をチェックします。カンマ前の主語と動詞はWe attended 。空所の後ろが動詞offeredでmost of——–が主語と考えられます 。

前半の主語+動詞と後半の主語+動詞の間に接続詞がないので、前後をつなぐためには関係代名詞が空所に入ります。

選択肢の中で関係代名詞は(B) whatと(C) whichですが、先行詞industry conferencesを取ることができる(C) whichが適切です。

この問題では全体の意味というよりも文構造をチェックすることから選択肢が絞り込めます。

【問題文意味】

私たちは今年、多くの業界会議に参加し、そのほとんどが貴重なネットワーキングの機会を提供してくれました。

【単語等】

・attend（参加する）
・industry（業界）
・conference（会議）
・offer（提供する）
・valuable（貴重な）
・opportunity（機会）

解答　 (A) assembled

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢がすべて動詞の過去または過去分詞形なので「語彙問題」であることがわかります。空所の後の目的語がヒントです。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

All the components of our computer systems are fully ——– at the manufacturing plant.

空所の前がAll the components of our computer systems are fully（私たちのコンピューターシステムのすべての部品は完全に）です。「部品は組み立てられる」と考えるのが適切です。したがって(A) assembled（組み立てられた）を選びます。

【問題文意味】

私たちのコンピューターシステムの全ての部品は、製造工場で完全に組み立てられています。

【単語等】

(B) realized（realize「実現する」の過去または過去分詞形）
(C) established（establish「設立する」の過去または過去分詞形）
(D)satisfied（satisfy「満足させる」の過去または過去分詞形）
・component（部品、コンポーネント）
・manufacturing（製造の）
・plant（工場）

解答　 (D) most popular

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢を見ると、似たようなスペルと比較級、最上級があるので「品詞または比較問題」と判断できます。空所の前後を見て判断できるものが多いので前後を確認しましょう。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

We are developing a sequel to our ——– movie due to high audience demand.

空所の前後を見ます。空所の前が所有格our、後ろが名詞movie（映画）。名詞movieを修飾する形容詞が空所に入ると考えられ、唯一の形容詞でかつ最上級の(D) most popular（もっとも人気のある）を選びます。

品詞問題の基本公式：　【所有格】+【形容詞】+【名詞】

TOEICパート5の品詞問題は、空所の前後を見て判断できる問題が多いので、まずは前後を見ましょう。前後を見て解ける問題は、短時間で終えてパート７に時間を残しましょう。

この問題は前後を中心に判断できるので全文の意味を考える必要のない「部分読み問題」となります。

【問題文意味】

観客の高い要望により、私たちの最も人気のある映画の続編を開発しています。

【単語等】

(A) popularly（副詞：大衆向きに、通俗に）
(B) most popularly（副詞popularlyの最上級）
(C) more popularity（比較級の “more” と名詞の “popularity” が組み合わさった表現）
・sequel（続編）
・due to（～のために）
・audience（観客）
・demand（需要、要望）

解答　 (C) will be discussing

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢を見ると、さまざまな時制で能動態、受動態の動詞があるので「能動態・受動態・時制に関する動詞問題」と考えられます。主語と動詞、目的語の関係を確認しましょう。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

We ——– the annual performance review process in the staff meeting tomorrow.

空所の前が主語のWeです。空所の後ろの目的語がthe annual performance review process（年次業績評価のプロセス）です。

「私たち」は「年次業績評価のプロセス」を「議論する」という能動態の関係が適切です。能動態の動詞は過去形の(B) discussedと未来進行形の(C) will be discussingです。

最後にtomorrowがあるので未来形だと分かり、(C) will be discussingを選びます。

時制や能動態・受動態に関する動詞問題は、

・主語と動詞の関係は能動態が適切か、それとも受動態が適切か？

・時制を決める語句はないか？

の2項目を確認することをお勧めします。

【問題文意味】

明日のスタッフミーティングで我々は年次業績評価のプロセスを議論する予定です

【単語等】

・annual（年次の）
・performance（業績）
・review（レビュー、評価）

解答　(A) neither

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢すべて相関接続詞関連なので「相関接続詞問題」と考えられます。ペアとなる単語を見つけましょう。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

The candidate had ——— the required qualifications nor the necessary work experience for the job.

空所の後ろが A nor Bの形になっています。したがってneither A nor Bと考えられ、(A) neither（どちらもない）を選びます。

相関接続詞

either A or B                      「AかBのどちらか」

neither A nor B                  「AもBもどちらも～ない」

both A and B                      「AもBも両方～」

not only A but (also) B       「AだけでなくBも」

この問題は空所の前後を中心に見て判断できる問題で、全文の意味を考える必要のない「部分読み問題」となります。

【問題文意味】

その候補者は、求められる資格も必要な職務経験もどちらも持っていませんでした。

【単語等】

・candidate（候補者）
・qualification（資格）