TOEICパート5品詞問題 形容詞の公式1

今回は形容詞が直後の名詞(名詞句)を修飾するパターンについて説明いたします。ほぼ毎回出題され、易しい問題が多いので確実に得点源にしたいところです

このパターンの問題は、空所の前後を見て瞬時に判断できる問題で5~10秒以内を目指せます。選択肢の中から形容詞を見つける方法ですが、形容詞の代表的な語尾パターン(接尾辞)を覚えておく必要があります。

【形容詞の代表的な語尾(※他の品詞の場合もあり)】
-able, -ible, -sive, -tive, -ous, -ful, -cial, ,tial, nal, -icなど。やや裏技系の見つけ方は、lyの語尾の副詞を見つけてlyを取ることです。多くの場合、lyを取ると形容詞(形容詞に近い形)になります。
〔事例:lyを取って探す方法〕
usually(副詞)→ usual(形容詞)
recently(副詞)→ usual(形容詞)
probably(副詞)→ probab(近いスペルを探す) → probable(形容詞)
easily(副詞)→ easi (近いスペルを探す)→ easy (形容詞)

形容詞正解パターン1

冠詞(a,an,the)空所
名詞(句)
の空所には形容詞が入る

形容詞正解パターン2

所有格(my,yourなど)
空所名詞(句)
の空所には形容詞が入る

形容詞正解パターン3

(※名詞が複数名詞、不可算名詞で冠詞がないケース)

空所名詞(句)
の空所には形容詞が入る

出題率(※ご参考)

公式問題集や過去問(韓国版)での出題数から算出。
公式TOEIC Listening & Reading 問題集1から5
17問/30問×10セット

ETS TOEICの定期試験既出問題集1000 READING(韓国過去問等)
17問/30問×10セット

ETS TOEICの定期試験既出問題集RCリーディング (韓国過去問)
8問/30問×5セット

出題率 1.68問/30問 〔(17問+17問+8問)/25セット〕

例題

形容詞正解パターン1

冠詞(a,an,the)空所
名詞(句)
の空所には形容詞が入る

【例1】

***** ***** ***** a —— event in ****** ****** ******.
(A ) popularity
(B ) popular
(C ) popularly
(D ) popularize

1.選択肢から品詞問題かどうかの判断する

選択肢を見て品詞問題かどうかを判断します。(※品詞問題は、語尾が異なる同じようなスペルの単語が並んでいる問題です。)選択肢はすべて”popular”が共通なので品詞問題と判断します。

2.空所の前後を中心に見る

空所の前後をまず見ます。空所の前が冠詞a、後が名詞event(イベント)と前置詞inが続きます。前置詞inの前でいったん区切り、冠詞aから空所までが名詞句(名詞のカタマリ)になると考えられます。

したがって、空所には直後の名詞eventを修飾する形容詞(B) popular(人気のある)を選びます。意味は、「人気のイベント」です。

【例2】

While ***** ***** ***** ***** *****, ***** ***** ***** ***** the —— price.
(A ) affords
(B ) afford
(C ) affordable
(D ) affordably

1.選択肢から品詞問題かどうかの判断する

選択肢を見て品詞問題かどうかを判断します。(※品詞問題は、語尾が異なる同じようなスペルの単語が並んでいる問題です。)選択肢はすべて”afford”が共通なので品詞問題と判断します。

2.空所の前後を中心に見る

空所の前後をまず見ます。空所の前が冠詞the、後が名詞price(価格)。したがって、空所には直後の名詞priceを修飾する形容詞(C) affordable(手頃な)を選びます。意味は、「手頃な価格」です。

形容詞正解パターン2

所有格(my,yourなど)
空所名詞(句)
の空所には形容詞が入る

【例3】

Our —— guides are ***** ***** ***** ***** ****** ****** ******.
(A ) locally
(B ) localize
(C ) localization
(D ) local

1.選択肢から品詞問題かどうかの判断する

選択肢を見て品詞問題かどうかを判断します。(※品詞問題は、語尾が異なる同じようなスペルの単語が並んでいる問題です。)選択肢はすべて”local”が共通なので品詞問題と判断します。

2.空所の前後を中心に見る

空所の前後をまず見ます。空所の前が所有格our、後が名詞guides(ガイド〔複数名詞〕)とbe動詞areが続きます。be動詞areの前が主語で、所有格ourから空所までが名詞句(名詞のカタマリ)と考えられます。

したがって、空所には直後の名詞guidesを修飾する形容詞(D ) local(地元の)を選びます。意味は、「私たちの地元のガイドは、~である」です。

【例4】

***** ***** ***** ***** ****** ****** to share her —— ideas.
(A ) create
(B ) creation
(C ) creative
(D ) creatively

1.選択肢から品詞問題かどうかの判断する

選択肢を見て品詞問題かどうかを判断します。(※品詞問題は、語尾が異なる同じようなスペルの単語が並んでいる問題です。)選択肢はすべて”creat”が共通なので品詞問題と判断します。

2.空所の前後を中心に見る

空所の前後をまず見ます。空所の前が所有格her、後が名詞ideas(アイデア〔複数名詞〕)。したがって、空所には直後の名詞ideasを修飾する形容詞(C ) creative(創造的な)を選びます。意味は、「彼女の創造的なアイデアを共有するため(こと)」です。

形容詞正解パターン3

(※名詞が複数名詞、不可算名詞で冠詞がないケース)

空所名詞(句)
の空所には形容詞が入る

【例5】

—— candidates will be ***** ***** ***** ****** ****** ******.
(A ) successful
(B ) successfully
(C ) succeed
(D ) success

1.選択肢から品詞問題かどうかの判断する

選択肢を見て品詞問題かどうかを判断します。(※品詞問題は、語尾が異なる同じようなスペルの単語が並んでいる問題です。)選択肢はすべて”succe”が共通なので品詞問題と判断します。

2.空所の前後を中心に見る

空所の前後をまず見ます。空所の前が所有格our、後が名詞candidates(候補者)と助動詞willが続きます。助動詞willの前が主語で、空所とcandidatesが主語になる名詞句(名詞のカタマリ)と考えられます。

したがって、空所には直後の名詞candidatesを修飾する形容詞(A) successful (成功した)を選びます。意味は、「成功した候補者(合格者など)は、~でしょう」です。

【例6】

If —— information is *****, ***** ***** ****** ****** ******.
(A ) add
(B ) additionally
(C ) additional
(D ) added

1.選択肢から品詞問題かどうかの判断する

選択肢を見て品詞問題かどうかを判断します。(※品詞問題は、語尾が異なる同じようなスペルの単語が並んでいる問題です。)選択肢はすべて”add”が共通なので品詞問題と判断します。

2.空所の前後を中心に見る

空所の前後をまず見ます。空所の前が接続詞if、後が名詞information(情報:不可算名詞)とbe動詞isが続きます。接続詞ifに続く空所とinformationが主語になる名詞句(名詞のカタマリ)と考えられます。

したがって、空所には直後の名詞informationを修飾する形容詞(C) additional (追加の)を選びます。意味は、「もし、追加の情報が~ならば」です。

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