TOEICパート5品詞問題　名詞の公式1

今回は冠詞、形容詞、所有格の直後が名詞になるパターンについて説明いたします。ほぼ毎回出題され確実に取りたい問題です。

このパターンの問題は、空所の前後を見て瞬時に判断できる問題で5～10秒以内を目指せます。選択肢の中から名詞を見つける方法ですが、名詞の代表的な語尾パターンを覚えておく必要があります。

名詞正解パターン1

（冠詞）形容詞
空所
の空所には名詞が入る

名詞正解パターン2

冠詞空所
の空所には名詞が入る

名詞正解パターン3

所有格空所
の空所には名詞が入る

出題率（※ご参考）

公式問題集や過去問（韓国版）での出題数から算出。
公式TOEIC Listening & Reading 問題集1から５
19問／30問×10セット

ETS TOEICの定期試験既出問題集1000 READING（韓国過去問等）
11問／30問×10セット

ETS TOEICの定期試験既出問題集RCリーディング （韓国過去問）
9問／30問×5セット

出題率　1.56問／30問　〔（19問+11問+9問）/25セット〕

例題

名詞正解パターン1

（冠詞）形容詞
空所
の空所には名詞が入る

【例1】

***** ***** ***** ***** rapid —— in ****** ****** ******.
(A) growing
(B) grow
(C) growth
(D) grown

１．選択肢から品詞問題かどうかの判断する

選択肢を見て品詞問題かどうかを判断します。（※品詞問題は、語尾が異なる同じようなスペルの単語が並んでいる問題です。）選択肢はすべて”grow”が共通なので品詞問題と判断します。

２．空所の前後を中心に見る

空所の前後をまず見ます。空所の前が形容詞rapid（急速な）、後が前置詞inが続きます。前置詞inの前でいったん区切り、空所には形容詞rapidが修飾する名詞(C ) growth（成長）を選びます。意味は、「急速な成長」です。

【例2】

***** ***** ***** ***** *****, ***** ***** ***** a brief ——.
(A) summary
(B) summarily
(C) summarized
(D) summarizing

１．選択肢から品詞問題かどうかの判断する

選択肢を見て品詞問題かどうかを判断します。（※品詞問題は、語尾が異なる同じようなスペルの単語が並んでいる問題です。）選択肢はすべて”summar”が共通なので品詞問題と判断します。

２．空所の前後を中心に見る

空所の前後をまず見ます。空所の前が冠詞aと形容詞brief（簡潔な）、後がピリオド。したがって、空所には形容詞briefが修飾する名詞(A) summary（要約）を選びます。意味は、「簡潔な要約」です。

名詞正解パターン2

冠詞空所
の空所には名詞が入る

【例3】

***** ***** ***** ***** ***** the —— of ****** ******.
(A) estimative
(B) estimating
(C) estimated
(D) estimate

１．選択肢から品詞問題かどうかの判断する

選択肢を見て品詞問題かどうかを判断します。（※品詞問題は、語尾が異なる同じようなスペルの単語が並んでいる問題です。）選択肢はすべて”estimat”が共通なので品詞問題と判断します。

２．空所の前後を中心に見る

空所の前後をまず見ます。空所の前が冠詞the、後ろが前置詞ofが続きます。前置詞ofの前でいったん区切り、冠詞の後の1語は通常名詞になるので空所には名詞(D) estimate（見積）を選びます。意味は、「～の見積」です。

【例4】

***** ***** ***** ***** ***** an —— in ***** *****.
(A) interested
(B) interesting
(C) interest
(D) interestingly

１．選択肢から品詞問題かどうかの判断する

選択肢を見て品詞問題かどうかを判断します。（※品詞問題は、語尾が異なる同じようなスペルの単語が並んでいる問題です。）選択肢はすべて”interest”が共通なので品詞問題と判断します。

２．空所の前後を中心に見る

空所の前後をまず見ます。空所の前が冠詞an、後ろが前置詞inが続きます。前置詞inの前でいったん区切り、冠詞の後の1語は通常名詞になるので空所には名詞(C) interest（興味）を選びます。意味は、「～への興味」です。

名詞正解パターン3

所有格空所
の空所には名詞が入る

【例5】

Your —— is ***** ***** ***** ***** ***** ****** ******.
(A) suggest
(B) suggestion
(C) suggestive
(D) suggestioning

１．選択肢から品詞問題かどうかの判断する

選択肢を見て品詞問題かどうかを判断します。（※品詞問題は、語尾が異なる同じようなスペルの単語が並んでいる問題です。）選択肢はすべて”suggest”が共通なので品詞問題と判断します。

２．空所の前後を中心に見る

空所の前後をまず見ます。空所の前が所有格Your、後ろがbe動詞isが続きます。be動詞isの前が主語と考えられ、所有格の後の1語は名詞になるので空所には名詞(B ) suggestion（提案）を選びます。意味は、「あなたの提案は～である」です。

【例6】

***** ***** ***** ***** ***** ***** Mr. Donovan’s ——.
(A) performance
(B) perform
(C) performed
(D) performable

１．選択肢から品詞問題かどうかの判断する

選択肢を見て品詞問題かどうかを判断します。（※品詞問題は、語尾が異なる同じようなスペルの単語が並んでいる問題です。）選択肢はすべて”perform”が共通なので品詞問題と判断します。

２．空所の前後を中心に見る

空所の前後をまず見ます。空所の前が所有格のMr. Donovan’s、後ろがピリオド。所有格の後の1語は通常名詞になるので空所には名詞(A ) performance（成績）を選びます。意味は、「Donovanさんの成績」です。