TOEIC PART5 練習問題331-340

解答　(D) analyzing

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢を見ると、似たようなスペルとさまざまな動詞の形なので「品詞または動詞問題」と判断できます。空所のあるby以下を見ていきましょう。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

Green Fiddle Gifts was able to increase sales last year by systematically ——– customer purchase histories.

by以下を見ていきます。byは前置詞なので、byの後ろは名詞句（名詞のカタマリ）になります。空所の前が副詞のsystematically（体系的に）、後ろが名詞句のcustomer purchase histories（顧客の購入履歴）です。したがって、空所には副詞のsystematicallyが修飾でき、名詞句のcustomer purchase historiesを目的語にとれる動名詞の(D) analyzing（分析すること）が適切です。

副詞のsystematicallyは名詞の(A) analysis（分析）と(B) analyst（アナリスト、分析者）を修飾することはできませんし、後ろのcustomer purchase historiesをつなぐことはできません。(C) analyzeは動詞の原形で、前置詞byの後におくことができません。

TOEICパート5の品詞問題は、空所の前後を見て判断できる問題が多いので、まずは前後を見ましょう。前後を見て解ける問題は、短時間で終えてパート７に時間を残しましょう。

【問題文意味】

Green Fiddle Giftsは顧客の購入履歴を体系的に分析することによって昨年の売上を伸ばすことができた。

【単語等】

(A) analysis（名詞：分析）
(B) analyst（名詞：アナリスト、分析者）
(C) analyze（動詞：分析する）
・systematically（体系的に）

解答　(C) ago

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢を見ると、形容詞、副詞がある複合問題であることがわかります。空所の前を中心に見ていきましょう。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

Sandoval Hotel, highly rated by reviews, was built about 10 years ——– by a local wealthy family.

空所の前が、was built about 10 years、後ろが前置詞by 。「約10年前に建てられた」と考えるのが自然なので副詞の(C) ago（…前に）が適切です。

【問題文意味】

口コミで高評価のSandoval Hotelは地元の資産家によって約10年前に建設された。

【単語等】

・highly（非常に、高く）
・rated（rate【評価する】の過去形・過去分詞）
・local（地元の）
・wealthy（裕福な）

解答　(B) proceed

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢がすべて動詞の原形なので「語彙問題」であることがわかります。空所の後ろの前置詞withがヒントです。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

I would like to ——– with the review of the Japanese translation of the newly created user manual.

空所の後が前置詞with なので空所に入る動詞は自動詞（後ろに目的語を取らない動詞）になります。選択肢の中で自動詞は(B) proceed（進める、始める）のみです。他の選択肢は他動詞で、直後に目的語の名詞句がきます。

(B) proceed はproceed with（〔行動・計画・作業などを〕進める［始める］）という意味でよく使われるので覚えておきましょう。

この問題は自動詞、他動詞の違いで判断できる問題で、全文の意味を考える必要のない「部分読み問題」となります。

【問題文意味】

新たに作成いただいたユーザーマニュアルの日本語訳のレビューを進めたいと思います。

【単語等】

(A) describe（～を説明する、描写する）
(C) accept（～を受け入れる、引き受ける）
(D) edit（～を編集する）
・translation（翻訳）
・newly（新しく）
・created（動詞create【作り出す】の過去分詞）

解答　(A) can be found

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢を見ると、さまざまな動詞の形があるので「動詞問題」と考えられます。最初に問題文の動詞をさがしましょう。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

User manuals for newly installed printers in the accounting department ——– on the manufacturer’s Web site.

問題文の動詞を探すと、動詞がありません。したがって、空所には動詞が入ることがわかります。主語は空所の前になると考えられ、その中で重要なのはUser manuals（ユーザーマニュアル）です。

User manualsは、「見つけられる」と受動態になるのが適切で(A) can be found（見つけることができた）を選びます。

(B) find、(C) have found、(D) will be findingはすべて能動態です。

【問題文意味】

経理部に新しく設置されたプリンターのユーザーマニュアルは、メーカーのウェブサイトで見ることができます。

【単語等】

・installed（動詞install【設置する】の過去分詞形）
・accounting department（経理部）
・manufacturer（製造業者）

解答　(D) any

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢を見ると、many、several、each、anyが入っているので「数量形容詞問題」と考えられます。数量形容詞が修飾する名詞が可算、不可算であるか、可算の場合、単数か複数かについて確認します。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

Do you have ——– information about the training for new employees that will be held at our headquarters next month?

空所の後ろが不可算名詞のinformation（情報）。選択肢の中で不可算名詞の前にくるのは、(D) any（いくらかの）のみです。したがって(D) anyを選びます。

(A) many（多くの）と(B) several（いくつかの）は可算名詞の複数の前、(C) each（それぞれの）は可算名詞の単数の前にきます。

この問題は空所の数量形容詞が修飾する名詞が不可算名詞であることがわかれば解けるので「部分読み問題」となります。

【問題文意味】

来月、本社で実施される新人研修について何か情報はありますか？

【単語等】

・training（研修）
・employee（社員、従業員）
・headquarters（本社）

解答　(B) Since

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢を見ると、(A) When（接続詞・副詞）、（B）Since（接続詞・前置詞・副詞）、（C）Before（接続詞・前置詞・副詞）、(D) Whether（接続詞：～かどうか、～であろうとなかろうと）の【接続詞・前置詞・副詞問題】であることがわかります。接続詞・前置詞・副詞問題では、空所の後ろの形が主語+動詞であれば接続詞、空所の後ろの形が名詞句であれば前置詞が正解になります。

【文頭に接続詞がくる場合】

１．（接続詞）+（主語S）+（動詞V）, （主語S）+（動詞V）.

【文の途中に接続詞がくる場合】

２．（主語S）+（動詞V）+（接続詞）+（主語S）+（動詞V）.

一方、前置詞が正解になる場合は、前置詞の後に動詞がなく、次のような形になります。

【文頭に前置詞がくる場合】

３．（前置詞）+（名詞句）, （主語S）+（動詞V）.

【文の途中に前置詞がくる場合】

４．（主語S）+（動詞V）+（前置詞）+（名詞句）.

【注目すべき語句】

——– she joined our company two years ago, Ms. Chapman has made significant contributions in attracting new customers.

空所の後ろからカンマまでに、主語sheと動詞joinedがあります。カンマ以降は主語Ms. Chapmanと動詞has madeが続くので、空所には接続詞が入ることがわかります。選択肢すべてに接続詞になれますので、文全体の意味を考える必要があります。

カンマまでの意味は「彼女は2年前に当社に入社した」、カンマ以降は現在完了時制で「Chapmanさんは新規顧客獲得に大きな貢献をしてきた」。カンマ前と以降をつなぐ適切な接続詞は(B) Since（～して以来）です。(B)Sinceの節の中が過去時制で、カンマ以降の主節の現在完了時制とも合います。

この問題は文全体の意味を考える必要のある「全文読み問題」となります。

【問題文意味】

2年前に当社に入社して以来、Chapmanさんは新規顧客獲得に大きな貢献をしてきた。

【単語等】

・significant（重要な、かなりの）
・contribution（貢献）
・attract（引き付ける）
・customer（顧客）

解答　(B) estimate

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢を見ると、似たようなスペルなので「品詞問題」と判断できます。空所の前後を見て判断できるものが多いので前後を確認しましょう。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

All work process details must be determined before a written ——– can be provided to any customer.

空所の前後を中心に見ていきます。空所の前が冠詞aと形容詞writtenで助動詞canが続きます。したがって空所には名詞が入ることがわかります。名詞は(A) estimation（判断、評価）、(B) estimate（見積もり）、(D) estimates（名詞estimateの複数形）がありますが、前に冠詞aがあるので可算名詞の単数でなければなりません。

したがって可算名詞単数形の(B) estimate（見積もり）が適切です。「書面の見積もりが提供できる」で意味的にも問題ありません。(A) estimation（判断、評価）は不可算名詞です。

estimateは名詞だけでなく、動詞（見積もる）もあります。

品詞問題の基本公式：　【冠詞】+【形容詞】+【名詞】

【問題文意味】

どんな顧客に対しても書面で見積もりを提示する前にすべての作業工程の詳細について決めなければならない。

【単語等】

(C) estimated（動詞estimate【見積もる】の過去または過去分詞形）
・work process（作業工程）
・detail（詳細）
・determine（決める）・provide（提供する）

解答　(C) has hired

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢を見ると、さまざまな時制で能動態、受動態の動詞があるので「能動態・受動態・時制に関する動詞問題」と考えられます。時制を限定する語句を確認していきましょう。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

Grunder Investment Group ——– 10 graduate finance students as summer interns each year for the past five years.

文の最後に、for the past five years（過去5年間）があります。for the past(last) …は通常現在完了形で使われます。選択肢の中で現在完了形は(C) has hiredのみでこれを選びます。Grunder Investment Groupが10 graduate finance studentsをhas  hired（採用した）なので能動態で意味的にも問題ありません。

時制のチェックポイント：for the past/last …の時制は現在完了/現在完了進行形が基本

【問題文意味】

Grunder Investment Groupは過去5年間、毎年10名のファイナンス専攻の大学院生をサマーインターンとして採用してきた。

【単語等】

・finance（ファイナンス、財務）
・graduate student（大学院生）

解答　(D) make

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢を見ると、さまざまな動詞の形があるので「動詞問題」と考えられます。空所の前がヒントです。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

Hunter Outdoor Sports will be having a sale on this season’s inventory in order to ——– room for the new season’s product arrivals.

空所の前がin order to （～するために）なので、空所には動詞の原形が入ります。したがって(D) makeを選びます。

in order to + 動詞の原形

【問題文意味】

Hunter Outdoor Sportsは、新シーズンの製品入荷のための場所を作るために、今シーズンの在庫品のセールを行う予定です。

【単語等】

・inventory（在庫）

・make room（場所を作る［あける］）

・arrival（到着、着荷）

解答　(A) whether

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢を見ると、接続詞、前置詞、前置詞、前置詞の【接続詞・前置詞問題】であることがわかります。接続詞・前置詞問題では、空所の後ろの形が主語+動詞であれば接続詞、空所の後ろの形が名詞句であれば前置詞が正解になります。

【文頭に接続詞がくる場合】

１．（接続詞）+（主語S）+（動詞V）, （主語S）+（動詞V）.

【文の途中に接続詞がくる場合】

２．（主語S）+（動詞V）+（接続詞）+（主語S）+（動詞V）.

一方、前置詞が正解になる場合は、前置詞の後に動詞がなく、次のような形になります。

【文頭に前置詞がくる場合】

３．（前置詞）+（名詞句）, （主語S）+（動詞V）.

【文の途中に前置詞がくる場合】

４．（主語S）+（動詞V）+（前置詞）+（名詞句）.

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

Ms. Stewart will have to decide soon ——- she will accept the offer of the graphic designer job.

空所の後ろの形を見ます。she will accept …で主語+動詞の形です。空所の前はMs. Stewart will have …で主語+動詞の形です。これは、上の2のパターンで空所には接続詞が入ることがわかります。選択肢の中で接続詞は(A) whether（～かどうか）のみでこれを選びます。

この問題は空所前後の主語・動詞の確認のみで判断できるので全文の意味を考える必要のない「部分読み問題」となります。

【問題文意味】

Stewartさんは、グラフィックデザイナーの仕事のオファーを受けるかどうか近日中に決めなければならない。

【単語等】

(B) regarding（前置詞：～に関して）
(C) despite（前置詞：～にもかかわらず）
(D) due to（前置詞：～の理由で）
・accept（受け入れる）
・job offer（仕事のオファー［依頼］）