TOEIC PART5 練習問題691-700

解答　(C) in spite of

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢を見ると、副詞、副詞、前置詞、接続詞の​【接続詞・前置詞・副詞問題】であることがわかります。接続詞・前置詞問題では、空所の後ろの形が主語+動詞であれば接続詞、空所の後ろの形が名詞句であれば前置詞が正解となります。

【文頭に接続詞がくる場合】

１．（接続詞）+（主語S）+（動詞V）, （主語S）+（動詞V）.

【文の途中に接続詞がくる場合】

２．（主語S）+（動詞V）+（接続詞）+（主語S）+（動詞V）.

一方、前置詞が正解になる場合は、前置詞の後に動詞がなく、次のような形になります。

【文頭に前置詞がくる場合】

３．（前置詞）+（名詞句）, （主語S）+（動詞V）.

【文の途中に前置詞がくる場合】

４．（主語S）+（動詞V）+（前置詞）+（名詞句）.

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

We continue to choose Forest View Inn for our company retreats ——– higher costs than other options.

文頭から見ていくとWe continue to chooseは主語+動詞です。空所の後ろのhigher costs than other options（他の選択肢よりも高い費用）は名詞句で、この形は上の４のパターンで前置詞が入ります。したがって、唯一の前置詞(C) in spite of（～にも関わらず）が適切です。

この問題は文の主語・動詞と空所の後の名詞句の確認のみで判断できるので全文の意味を考える必要のない「部分読み問題」となります。

【問題文意味】

他の選択肢よりも高い費用にも関わらず、私たちはForest View Innを研修旅行のために選び続けています。

【単語等】

(A) consequently（副詞：その結果として）
(B) in contrast（副詞：対照的に）
(D) even when（接続詞：たとえ～の時でも）
・company retreat（社員旅行、研修旅行）
・option（選択肢）

解答　(B) valuable

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢を見ると、似たようなスペルなので、「品詞問題」と判断できます。まず空所の前後を確認していきましょう。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

Every organization needs a ——– engineer like Mia Kitagawa to drive technical innovations.

空所の前後を見ると、前には冠詞 “a”、後には名詞 “engineer” があります。これにより空所には形容詞が必要です。したがって、形容詞の (B) valuable（貴重な、有価値な）が適切です。

品詞問題の基本公式：　【冠詞】+【形容詞】+【名詞】​

TOEICパート5の品詞問題は、空所の前後を見て判断できる問題が多いので、まずは前後を見ましょう。前後を見て解ける問題は、短時間で終えてパート７に時間を残しましょう。

この問題は前後のみで判断できるので全文の意味を考える必要のない「部分読み問題」となります。

【問題文意味】

すべての組織は、技術革新を推進するために、Mia Kitagawaのような貴重なエンジニアを必要としています。

【単語等】

(A) valuably（副詞：貴重に）
(C) value（名詞：価値　動詞：評価する）
(D) values（名詞valueの複数形　動詞valueの三人称単数現在形）
・drive（推進する、進める）
・technical innovation（技術革新）

解答　(A) all

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢を見ると、all、every、anyoneなどが入っているので「数量形容詞・代名詞問題」と考えられます。空所に続く名詞や形容詞が可算、不可算であるか、可算の場合、単数か複数かについて確認します。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

When choosing a software vendor, consider ——– of the advantages and disadvantages of each candidate.

空所の後ろがofという前置詞で、それに続く名詞句が「the advantages and disadvantages」です。この名詞句は可算名詞の複数形を含むため、それらの全体を指す語が必要です。この文脈に合った選択肢は (A) all（すべての、すべて）のみでこれを選びます。

(B) anyone（代名詞、いずれかの人）

(C) every（数量形容詞、すべての【可算名詞の単数につく】※形容詞なので every ofは不適切です。every one of ～のような形で使います。）

(D) entire（形容詞、全体の　※形容詞なのでentire ofは不適切です。）

この問題は空所の後ろの名詞句が可算名詞の複数形であることから判断できるので、「部分読み問題」となります。

【問題文意味】

ソフトウェアの販売業者を選ぶ際、各候補の利点と欠点のすべてを考慮してください。

【単語等】

・vendor（販売業者、ベンダー）
・consider（考慮する）
・advantage（利点）
・disadvantage（欠点）
・candidate（候補、応募者）

解答　(B) confirming

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢を見ると、動詞の異なる形や名詞があるので「動詞または品詞問題」と判断できます。空所の前後を確認しましょう。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

Titan Steel Enterprises sent a letter ——– its plan to expand operations in Europe next year.

空所の前には「letter」という名詞があり、後ろには「its plan」という名詞句が続いています。ここでは、「letter」が「何の内容についての手紙か」という情報を説明する形の動詞が必要です。問題文の動詞（述語動詞）として、すでに「sent」があるので、「letter」を後ろから修飾する現在分詞形の(B) confirming（確認する）です。

letter <- confirming its plan （letterを後ろからconfirming its planで修飾）

(A) confirmsと(C) confirmedは文の構造上、動詞sentがあるのでこの位置には合いません。また、(D) confirmationは名詞であり、この文の構造には合わないため選択肢から除外されます。

この問題は空所の前後の情報を基に選択肢を絞り込んでいくことで解答することができる「部分読み問題」となります。

【問題文意味】

Titan Steel Enterprisesは、来年ヨーロッパでの事業拡大の計画を確認する手紙を送った。

【単語等】

(A) confirms（動詞：confirm「確認する」の三人称単数現在形）
(C) confirmed（動詞：confirm「確認する」の過去または過去分詞形）
(D) confirmation（名詞：確認、承認）
・expand（拡大する）
・operation（事業、操作）

解答　(A) environment

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢がすべて名詞であるため、「語彙問題」と考えられます。動詞と目的語の関係を確認しましょう。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

The company’s policy on dress code contributes to maintaining a professional work ——–.

空所の前の動名詞maintaining（維持する）があり、その目的語がa professional work …（専門的な職場の）になります。空所に入る単語は「専門的な職場の〇〇」を「維持する」に合う名詞が必要です。この文脈で適切なのは(A) environment（環境）です。

maintaining a professional work environment（専門的な職場の環境を維持すること）

(B) expression（表現）はこの文脈での「職場の表現」という使い方は不自然となります。

(C) strategy（戦略）も「職場の戦略」という文脈では適切ではありません。

(D) background（背景）は「職場の背景」という表現も不自然となります。

【問題文意味】

会社のドレスコードの方針は、専門的な職場環境を維持するのに貢献しています。

【単語等】

・dress code（ドレスコード、服装規定）
・contribute（貢献する）
・maintain（維持する）
・professional（専門的な）

解答　(D) provided

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢を見ると、さまざまな動詞の形が含まれているので、「動詞問題」と考えられます。空所の前後の文脈を確認しましょう。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

Please fill out your full name and address in the space ——– on the application form.

問題文の動詞（述語動詞）はfillなので、空所には述語動詞の形の(A) provide（提供する）と(C) providesは入りません。残りの現在分詞形の(B) providingまたは過去分詞形の(D) providedのどちらかになります。

空所の後ろにはon the application form（申請書上で）という前置詞句が続いています。この文の内容から、「申請書に提供されている空白に」という意味が適していることが分かります。したがって選択肢の中で、the space（空白）を後ろから修飾する過去分詞形の(D) provided（提供された）が適切です。

【問題文意味】

申請書に提供されている空白に、あなたの氏名と住所を記入してください。

【単語等】

・fill out（記入する）
・full name（氏名、フルネーム）
・address（住所）
・application form（申請書）

解答　(B) reservations

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢がすべて名詞なので「語彙問題」と考えられます。この問題は文の意味を確認しましょう。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

Mr. Kang himself had ——– about the tight deadlines and requested an extension.

文の意味は「Kangさんは、厳しい締め切りについて…しており、延長を要求しました」です。(B) reservations（懸念　※「予約」の意味がありますがここでは「懸念」）を選ぶと「have reservations about（～に関して懸念を感じている）」になり、全体の意味として適切です。したがって、(B) reservations（懸念）を選びます。

(A) exceptionsは「例外」を意味しますが、この文の文脈には合いません。

(C) indicationsは「兆候」や「示唆」を意味しますが、この文の文脈での使い方としては適切ではありません。

(D) promotionsは「促進、昇進」を意味しますが、空所には適切ではありません。

【問題文意味】

Kangさん自身が締め切りに関して懸念を抱いており、延長を要求しました。

【単語等】

・tight deadline（厳しい締め切り）
・request（要求する）
・extension（延長）

解答　(D) by

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢がすべて前置詞なので「語彙問題」と考えられます。締め切りや期限を示す文脈から、適切な前置詞を選びます。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

All project reports need to be submitted to the department head ——- Monday.

空所の後ろがMonday（月曜日）で、空所の前にある文脈から、プロジェクトのレポートは「月曜日まで」に提出する必要があると考えられます。したがって、空所には期限を示す前置詞の(D) by（～までに）を選びます。

(A) atは具体的な時間や場所を指す時に使われます。（例: at 3 o’clock、at the station）

(B) withは「～と一緒に」という意味があり、この文脈には適していません。

(C) inは一定の期間後に何かが起こる場合に使います。（例: in two days）

【問題文意味】

すべてのプロジェクトレポートは、月曜日までに部門の責任者に提出する必要があります。

【単語等】

・submit（提出する）
・department head（部門の責任者）

解答　(D) visit

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢を見ると、似たようなスペルの単語と動詞の形が混在しているので「品詞問題」と判断できます。空所の前後の文脈から適切な品詞を選択することが求められます。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

During our ——– to the special exhibition, we witnessed some of the rarest artifacts on display.

空所の前後を見ます。前には所有格our（私たちの）、後ろには前置詞toと名詞句the special exhibition（特別展示）が続くので空所には名詞が入ります。

また、”During” は「～の間に」という意味の前置詞で、この場合「特別展示を訪れている間に」という意味合いになります。したがって、適切な名詞は(D) visit（訪問）です。

TOEICパート5の品詞問題は、空所の前後を見て判断できる問題が多いので、まずは前後を見ましょう。前後を見て解ける問題は、短時間で終えてパート７に時間を残しましょう。

この問題は前後のみで判断できるので全文の意味を考える必要のない「部分読み問題」となります。

【問題文意味】

私たちが特別展示を訪れている間に、展示されている中でも最も珍しい工芸品を目撃しました。

【単語等】

(A) visitor（名詞：訪問者）
(B) visited（動詞visit「訪問する」の過去または過去分詞形）
(C) visiting（動詞visitの現在分詞形）
・witness（目撃する）
・artifact（工芸品、遺物）
・display（展示する、展示）

解答　(B) individually

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢がすべて-lyで終わる副詞なので「語彙問題」と考えられます。空所に入る副詞が修飾する動詞との関係がヒントになります。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

To reduce plastic waste, our products are ——– wrapped in recyclable paper.

空所の後を見ます。空所の後ろがwrapped in recyclable paper（リサイクル可能な紙で包まれている）です。この文脈から、商品がどのように包装されているのかを示す副詞が求められています。

(B) individually（個別に、1つずつ）が適切です。これにより、各製品が個別にリサイクル可能な紙で包まれていることが示されます。

【問題文意味】

プラスチック廃棄物を減らすために、当社の製品はリサイクル可能な紙にひとつずつ包まれています。

【単語等】

(A) confidentially（秘密に）
(C) remarkably（著しく、注目すべき方法で）
(D) significantly（著しく、かなり）
・reduce（減らす）
・waste（廃棄物）
・recyclable（リサイクル可能な）
・wrap（包む、ラッピングする）