2026年9月27日TOEICの難易度・感想まとめ第438回 午前/第439回 午後
2026年9月27日に、第438回・第439回TOEIC Listening & Reading公開テストが実施されました。受験された皆さん、お疲れ様でした。
この記事では、試験当日から翌日昼までに公開された複数の受験者の感想や振り返りをもとに、午前・午後それぞれのPart 1~7の難易度と今回の傾向を整理します。
TOEICの体感難易度は、得意・不得意、受験したフォーム、会場の音響、時間配分などによって変わります。そのため、特定の講師や個人の評価をそのまま採用せず、複数の感想が重なる範囲を中心に「普通~やや難」のように幅を持たせてまとめています。
2026年9月27日のTOEIC公開テスト概要
2026年9月27日は、午前に第438回、午後に第439回のTOEIC Listening & Reading公開テストが実施されました。デジタル公式認定証の発行予定日は2026年10月15日です。
午前はPart 1の写真描写を手がかりに、複数のフォーム系統が報告されています。本記事では前回の速報版と同様に、「女性が椅子の近くに立っている」「会議室の女性2人」「作業台・作業場の男性」という3系統に分けて整理します。これらは公式なフォーム名称ではなく、受験者の写真描写をもとにした便宜上の呼び方です。
午後も別フォームの存在を示す報告がありますが、フォーム別にPart 1~7の評価を十分にひも付けられるほど情報が揃っていないため、午後は全体傾向としてまとめます。
第438回・午前のフォーム別難易度
午前について、複数の感想を照合した現時点の難易度の目安は次の通りです。
| Part | 女性+椅子 | 会議室の女性2人 | 作業場の男性 |
| Part 1 | 普通 | 普通 | やや難 |
| Part 2 | 普通~やや難 | やや難~難 | やや難~難 |
| Part 3 | 普通 | 普通 | 普通 |
| Part 4 | 普通 | 普通~やや難 | 普通 |
| Part 5 | 普通~やや難 | 普通 | 易~普通 |
| Part 6 | 普通 | 易~難 | 易~普通 |
| Part 7 | 普通~やや難 | 普通~やや難 | 普通~やや難 |
| 全体 | 普通~やや難 | やや難 | 普通~やや難 |
※フォーム名はPart 1の写真をもとにした便宜上の呼び方です。写真の表現には個人差があるため、一部は同じフォームを別の言葉で説明している可能性もあります。難易度は複数の感想を総合した目安です。
女性が椅子の近くに立っているフォーム
この系統は、午前の中では比較的評価が安定しています。Part 1・3・4・6は「普通」が中心で、Part 2は普通を中心に一部でやや難しいという感想が見られました。
リーディングではPart 5が普通~やや難。語彙問題などで迷ったという声があります。Part 7は普通~やや難で、極端に難しいというより、問題によって判断に時間を使った受験者がいたようです。全体では「普通~やや難」程度が目安です。
会議室の女性2人フォーム
この系統は、午前の中でも受験者による評価差が比較的大きくなっています。Part 2は「やや難~難」という評価が目立ち、Part 3は普通、Part 4は普通~やや難でした。
Part 5は普通が中心ですが、Part 6は「易しい」から「難しい」まで大きく評価が分かれました。
Part 7は普通~やや難で、後半のダブル・トリプルパッセージに時間を使ったという感想もあります。全体では「やや難」寄りです。
作業台・作業場の男性フォーム
この系統は、Part 1・2が難しめだった一方、Part 3・4は比較的標準的、Part 5・6は取り組みやすいという特徴が見られました。
Part 2は「やや難~難」という評価が重なっています。一方、Part 5・6は易~普通。Part 7は普通~やや難ですが、シングルよりも後半のマルチパッセージで負荷が上がったという感想が目立ちました。全体では「普通~やや難」程度です。
第438回午前で目立った傾向
午前を横断して見ると、Part 2では3系統すべてで、程度の差はあるものの難しさを指摘する声がありました。応答を一度で判断しにくかった、選択肢を絞りにくかったという声も目立ちました。
一方、Part 3・4は比較的標準的という評価が中心です。リーディングではPart 5・6のフォーム差が大きく、Part 7は後半のダブル・トリプルパッセージで時間管理が難しくなったという感想が複数見られました。
Part別に見る午前の特徴
Part 2は3系統で難しさを指摘する声
午前のPart 2では、3系統すべてで程度の差はあるものの難しさを指摘する声がありました。応答を一度で判断しにくかった、選択肢を消去しきれなかったという感想も見られました。
短い応答問題は一度聞き逃すと立て直しにくいため、前半でペースを崩しやすいパートです。今回もPart 2で難しさを感じ、その後のPart 3・4で持ち直した受験者がいたと考えられます。
Part 3・4は比較的標準的
Part 2とは対照的に、Part 3は3系統とも「普通」が中心です。Part 4も一部でやや難という評価はありますが、全体としては標準的でした。
そのため、午前のListening全体を一括して「難」とするより、Part 2に難しさが集中し、Part 3・4では比較的落ち着いた構成だったと見る方が実態に近そうです。
Part 5・6はフォーム差が大きい
Reading前半ではフォームによる違いが比較的はっきりしています。女性+椅子の系統ではPart 5が普通~やや難、会議室の女性2人の系統ではPart 6の評価が大きく分かれました。
一方、作業場の男性の系統ではPart 5・6を易~普通とする感想が中心で、比較的ペースを作りやすかった可能性があります。
Part 7は後半の時間管理がポイント
Part 7は3系統とも、全体では普通~やや難程度です。ただし、前半よりも後半のダブル・トリプルパッセージで負荷が上がったという声が目立ちます。
英文そのものが極端に難しいというより、読む量や情報整理の負荷が後半で高まり、時間切れにつながった受験者がいたと考えると分かりやすいでしょう。
第439回・午後の難易度
午後については、詳細なPart別評価と一般の受験者の感想を合わせると、午前よりも全体として標準的~取り組みやすい回だったという傾向が見えてきます。
| Part | 難易度 | 主な傾向 |
| Part 1 | 易~普通 | 比較的取り組みやすいという評価が目立つ |
| Part 2 | 普通~やや難 | 標準的だが、判断しにくかったという声もある |
| Part 3 | 易~普通 | リスニングの中では取り組みやすいという評価 |
| Part 4 | 普通 | 標準的という評価が中心 |
| Part 5 | 普通 | 一部に語彙・コロケーションで迷う問題 |
| Part 6 | 普通 | 全体は標準的だが、一部で選択肢が判断しにくい |
| Part 7 | 普通~やや難 | 全体は標準的。後半で時間を使ったという声も |
| 全体 | 普通 | 午前より標準的~やや取り組みやすい傾向 |
※午後は別フォームの存在を示す報告もあります。フォーム別のPart評価が十分に揃っていないため、ここでは午後全体の傾向としてまとめています。
Part 1・3は比較的取り組みやすい
午後のリスニングでは、Part 1とPart 3を易しめと感じたという評価が目立ちます。特にPart 3は、会話の状況や解答根拠をつかみやすかったという傾向があり、午前のようにリスニング前半で大きく崩れたという声は相対的に少なめでした。
Part 2は普通を中心に一部やや難
Part 2は標準的という評価がある一方、固有名詞や応答の判断で迷ったという感想も見られました。そのため、全体では「普通~やや難」としています。午前ほど明確に難しい側へ偏ってはいません。
Part 4~6はおおむね標準的
Part 4・5・6は「普通」という評価が中心です。ただしPart 5では語彙やコロケーション、Part 6では選択肢の自然さを比較する問題など、一部に迷いやすい問題が含まれていたという感想があります。
それでも、パート全体として大きく難化したというより、標準的な問題の中に数問判断しにくい問題が混ざった構成と考えるのがよさそうです。
Part 7は普通~やや難
Part 7は全体としては標準的という評価が中心ですが、ダブル・トリプルパッセージで時間を使った、最後まで処理しきれなかったという声もあります。
そのため、本文そのものが極端に難しいというより、後半の情報整理や時間管理によって体感難易度が上がった受験者がいたと考えられます。
午前と午後を比較すると?
午前と午後で最も大きな違いは、リスニング前半の印象です。午前は、程度の差はあるものの、3系統すべてでPart 2の難しさを指摘する声がありました。一方、午後はPart 1・3が比較的易しく、Part 2も標準的という評価が増えました。
リーディングでは、午前はPart 5・6の難易度にフォーム差が見られました。午後はPart 5・6とも「普通」が中心で、比較的安定した構成だったと考えられます。
一方、Part 7は午前・午後ともに、後半のダブル・トリプルパッセージで時間を使ったという感想があります。今回もReadingでは、難問を深追いしすぎず、後半に時間を残すことの重要性が表れた回と言えそうです。
2026年9月27日TOEICの難易度まとめ
2026年9月27日のTOEIC公開テストは、午前と午後でやや異なる特徴が見られました。午前の第438回は、フォーム差がありながらもPart 2を難しく感じた受験者が多く、Part 7後半でも時間管理に苦戦したという声が見られました。
一方、午後の第439回は、全体として「普通」程度。Part 1・3は比較的取り組みやすく、Part 4~6は標準的という評価が中心でした。ただしPart 2やPart 7では受験者によって難しく感じたケースもあります。
試験直後の手応えと実際のスコアが一致するとは限りません。今回うまくできたパート、時間を使いすぎたパート、聞き取りにくかった場面を簡単に振り返り、次回の学習につなげていきましょう。受験された皆さん、本当にお疲れ様でした。
