TOEICリスニングの勉強では、英語独特のリズム、音の強弱やリエゾンを意識する
昨日のTOEIC新公式問題集の勉強法についての追加です。
英語には、日本語とは違う英語独特のリズム、たとえば音の強弱や2つの単語を連続して発音するリエゾンなどの特徴があります。
when I wasは「ウェン アイ ワズ」と一語一語区切って発音するのでなく、「ウェナイワズ」とwhenとIがくっついて発音されます。in hisであれば、「イン ヒズ」ではなく一息で「イニズ」と2語がくっついて発音されます。as aは、「アズ ア」でなく「アザ」、write aは、「ライト ア」でなく「ライタ」のようになります。
また、語尾の子音が聞き取れない、あるいはほとんど発音されないケースが多くあります。at thatだと「アッダッ」と最後のtの発音がほとんどされていないように聞こえます。help、can’tの語尾のp、tは強く発音されません。
※ 日本語だと、子音と母音のセットでひとつの音(50音)を組み合わせてほぼ均等に発音していきますが、英語では子音の後に母音が必ずしもありません。日本語の影響を受けている一般的な日本人の英語は、子音と子音の語順のところにも間に母音を加えたり、語尾がほとんど発音されない子音にも母音をつけて律儀にしっかり発音したりする傾向があります。
このように英語の音やリズム、強弱は、日本語と違うので、その違いを意識して聞くのがいいでしょう。
- 英語には強弱のリズムがある
- 弱く、あるいはほとんど発音されないとことがある
- 2つの単語をつなげて発音する(リエゾン)
などに注意して、最初にCDを聞くことが大切です。音読やシャドーイングで練習する際にも、こうしたポイントに注意してCDの音声をまねるのがリスニング上達への近道です。
音読やシャドーイングのトレーニングで、音声のスピードについていけないと感じたら、日本語のようにすべての子音の後に母音を入れる習慣やクセがないかチェックしましょう。母音を入れると、余分の音を発音することになり、スピードについていけなくなりますので、気づいたら修正していきましょう。