TOEIC PART5 練習問題501-510

解答　(D) be coordinating

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢を見ると、似たようなスペルとさまざまな動詞の形なので「品詞または動詞問題」と判断できます。空所の前後を確認していきましょう。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

Mr. Dimmick will ——– with sales to develop a comprehensive promotional strategy.

空所の前後を見ます。空所の前が助動詞will、後ろが前置詞withです。したがって空所には動詞の原形が入ることがわかり、選択肢の中で動詞の原形は(D) be coordinating（coordinate：調整する）のみでこれを選びます。

品詞問題の基本公式：　【助動詞】+（【副詞】）+【動詞の原形】

※助動詞と動詞の間に副詞が入っていることがあるので空所の前後は必ず確認しましょう。

TOEICパート5の品詞問題は、空所の前後を見て判断できる問題が多いので、まずは前後を見ましょう。前後を見て解ける問題は、短時間で終えてパート７に時間を残しましょう。

【問題文意味】

Dimmickさんは、包括的なプロモーション戦略を展開するため、営業と調整する予定です。

【単語等】

(A) coordinated（動詞coordinate「調整する」の過去または過去分詞形）
(B) coordination（名詞：調整）
(C) to coordinate（動詞coordinate「調整する」のto不定詞）

解答　(B) superb

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢がすべて形容詞なので「語彙問題」であることがわかります。空所に入る形容詞が修飾する名詞との相性・コロケーションがヒントになります。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

Ms. Lang delivered a ——– presentation, showcasing our company’s innovative solutions and future growth prospects.

空所の後がpresentation（プレゼンテーション）です。これと合うのは(B) superb（素晴らしい）です。

(A) best：「最高の」は、他の選択肢と比較しているわけではないため、この文脈では不適切です。

(C) affordable：「手頃な価格の」は、プレゼンテーションの質を表す言葉ではなく、価格に関する言葉です。

(D) former：「かつての」は、プレゼンテーションの質に関する形容詞ではありません。文脈と関係がありません。

この問題では直後の名詞との相性を考えれば解ける問題で、全文の意味を考える必要のない「部分読み問題」となります。

【問題文意味】

Langさんは、素晴らしいプレゼンテーションを行い、私たちの会社の革新的なソリューションと将来の成長見通しを紹介しました。

【単語等】

・deliver（行う、する）
・showcase（見せる、展示する、紹介する）
・innovative（革新的な）
・prospect（見込み、見通し）

解答　(C) over

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢がすべて前置詞なので「語彙問題」と考えられます。空所の後にヒントがあります。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

Our sales have shown consistent growth ——– the past three years, reflecting strong customer demand.

空所の後ろがthe past three years （過去3年）です。これに合うのは(C) over（〔期間〕を通して）です。

over the past three years：過去3年間にわたって

(A) among：「～の間で」は、期間を表す言葉ではありません。

(B) besides：「～のほかに」は、この文脈では不適切な前置詞であり、期間を表す言葉ではありません。

(D) under：「～の下で」は、この文脈では不適切な前置詞であり、期間を表す言葉ではありません。

この問題は空所の後を見て判断できる問題で、全文の意味を考える必要のない「部分読み問題」となります。

【問題文意味】

当社の売上高は、過去3年間で着実に成長しており、それは顧客の強い需要を反映しています。

【単語等】

・consistent（着実な、一貫した）
・reflect（反映する）
・demand（需要）

解答　(A) highest

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢がすべて形容詞の最上級なので「語彙問題」であることがわかります。まず空所の前後を見ていきましょう。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

By offering the ——– level of support, Zen Consulting Corporation helps their clients overcome challenges and achieve their objectives.

空所の前が冠詞the、後がlevel of support （サポートのレベル）です。これと合うのは(A) highest（最高の）です。

(B) brightest：「明るさ、知性の高さ」を表す言葉ですが、サポートの質を表すには適切ではありません。

(C) easiest：「簡単さ」を示す言葉ですが、サポートのレベルを適切に表現していません。

(D) clearest：「明確さ」を示す言葉ですが、サポートの質や効果を直接的に表す言葉ではありません。

この問題は後を見て判断できるので全文の意味を考える必要のない「部分読み問題」となります。

【問題文意味】

Zen Consulting Corporationは、最高レベルのサポートを提供することで、お客様が課題を克服し、目的を達成することを支援しています。

【単語等】

・offer（提供する）
・overcome（克服する）
・challenge（課題、困難）
・achieve（達成する）
・objective（目的）

解答　(D) thrilled

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢を見ると、さまざまな動詞の形、名詞（動詞と同じ形）、形容詞があるので「品詞または動詞問題」と考えられます。動詞の主語との関係を中心にチェックしていきましょう。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

The board of directors is ——– to welcome our new CFO, whose extensive experience will guide our company’s growth.

主語はThe board of directors（取締役会）で、その後にbe動詞isが続きます。空所の後ろは不定詞to welcome（歓迎する）なので、(D) thrilled（興奮した、感動した、感激した）が適切です。

(A) thrill（動詞：わくわくさせる、感動させる　名詞：興奮、スリル）：動詞とした場合、原形なので文法的に不適切です。また名詞とした場合、意味的につながりません。

(B) thrilling：この選択肢は形容詞ですが、文脈に合わない使い方です。「thrilling」は「わくわくさせる」という意味で、主に物事や状況を表すのに使われます。しかし、この文では取締役会の感情を表すために別の形容詞が必要です。

(C) thrills（動詞thrill「わくわくさせる、感動させる」の三人称単数現在形または名詞thrill「興奮、スリル」の複数形）：動詞とした場合、三人称単数形であり、文法的に不適切です。また名詞とした場合、意味的につながりません。

この問題は空所の前後を中心に判断できるので全文の意味を考える必要のない「部分読み問題」となります。

【問題文意味】

取締役会は、その豊富な経験で当社の成長を導いてくれる新しいCFOを迎えることを大変嬉しく思います。

【単語等】

・extensive（広範囲に及び、豊富な）

解答　(B) his

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢を見ると、主格、所有格などがあるので「代名詞問題」と判断できます。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

Under Mr. Zhang’s leadership, ——– team consistently exceeded sales targets.

空所の前後を見ます。空所の前がカンマで後ろが名詞team（チーム） 、その後に副詞consistently （一貫して）が続きます。したがって空所には名詞teamを修飾する所有格の(B) hisが適切です。

代名詞問題の基本公式：　【所有格】+【名詞】

この問題は前後を中心に判断できるので全文の意味を考える必要のない「部分読み問題」となります。

【問題文意味】

Zhangさんのリーダーシップのもと、チームは一貫して販売目標を上回ってきました。

【単語等】

・exceed（超える、上回る）

解答　(D) few

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢を見ると、little、each、every、fewが入っているので「数量形容詞問題」と考えられます。数量形容詞が修飾する名詞が可算、不可算であるか、可算の場合、単数か複数かについて確認します。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

We anticipate that the negotiations with our potential supplier will be finalized within the next ——– days.

空所の後ろの名詞が可算名詞で複数のdays 。可算名詞の複数形の前におけるのは、(D) few（ほとんどない、a fewで「少しの」）のみでこれを選びます。

他の選択肢は以下のようになります。

(A) little（「ほとんどない」、a littleで「少しの」の意味で、不可算名詞の前）

(B) each（「それぞれの」の意味で、可算名詞の単数形の前）

(C) every（「すべての」の意味で、可算名詞の単数形の前）

この問題は空所の数量形容詞が修飾する名詞が可算名詞の複数であることがわかれば解けるので「部分読み問題」となります。

【問題文意味】

私たちは、潜在的な供給業者との交渉が数日以内にまとまることを予想しています。

【単語等】

・anticipate（予想する）
・negotiation（交渉）
・potential（潜在的な）
・supplier（供給業者）
・finalize（まとめる）

解答　(B) in the event that

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢を見ると、前置詞、接続詞、前置詞、副詞の【接続詞・前置詞・副詞問題】であることがわかります。通常、接続詞・前置詞・副詞問題では、空所の後ろの形が主語+動詞であれば接続詞、空所の後ろの形が名詞句であれば前置詞が正解になります。

【文頭に接続詞がくる場合】

１．（接続詞）+（主語S）+（動詞V）, （主語S）+（動詞V）.

【文の途中に接続詞がくる場合】

２．（主語S）+（動詞V）+（接続詞）+（主語S）+（動詞V）.

一方、前置詞が正解になる場合は、前置詞（句）の後に動詞がなく、次のような形になります。

【文頭に前置詞がくる場合】

３．（前置詞）+（名詞句）, （主語S）+（動詞V）.

【文の途中に前置詞がくる場合】

４．（主語S）+（動詞V）+（前置詞）+（名詞句）.

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

Merrywood Electronics has agreed to expedite shipments ——– we experience a sudden surge in customer demand.

空所の前方の形を見ます。Merrywood Electronics has agreed で主語+動詞の形です。空所の後ろもwe experienceで主語+動詞の形になっています。この形は上の2に該当し、空所には接続詞が入ることがわかります。選択肢の中で接続詞は(B) in the event thatだけなので(B)を選びます。

この問題のように、主語と動詞を確認して接続詞が入ることがわかり、選択肢の中に接続詞が１つだけならば文全体の意味を考える必要はありません。接続詞の候補が２つ以上ある場合は、全体の意味をとる必要があります。

この問題は文の主語・動詞の確認のみで判断できるので全文の意味を考える必要のない「部分読み問題」となります。

【問題文意味】

Merrywood Electronicsは、お客様の需要が急増した場合、出荷を早めることに同意しています。

【単語等】

(A) in case of（前置詞：～の場合に備えて）
(C) despite（前置詞：～にもかかわらず）
(D) thereafter（副詞：その後）
・expedite（早める）
・shipment（出荷）
・sudden（急な）
・surge（急増、急上昇）
・demand（需要）

解答　(C) initial

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢を見ると、似たようなスペルなので「品詞問題」と判断できます。空所の前後を見て判断できるものが多いので前後を確認しましょう。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

Our production team is working diligently to meet the deadline for the ——– order.

空所の前後を見ます。空所の前が冠詞the、後ろが名詞のorder（注文）。したがって空所には名詞orderを修飾する形容詞の(C) initial（最初の）が適切です。

品詞問題の基本公式：　【冠詞】+【形容詞】+【名詞】

TOEICパート5の品詞問題は、空所の前後を見て判断できる問題が多いので、まずは前後を見ましょう。前後を見て解ける問題は、短時間で終えてパート７に時間を残しましょう。

この問題は前後のみで判断できるので全文の意味を考える必要のない「部分読み問題」となります。

【問題文意味】

初回注文の納期を守るため、当社の生産チームは熱心に取り組んでいます。

【単語等】

(A) initialization（名詞：初期化）
(B) initialize（動詞：初期化する）
(D) initially（副詞：最初に）
・diligently（熱心に、勤勉に）
・deadline（締め切り、期限）

解答　(C) which

１．選択肢を確認して問題のタイプを見分ける。

選択肢を見ると、関係代名詞、代名詞があるので「関係詞・代名詞問題」と考えられます。

２．解答のポイントを絞り込んで正解を選ぶ。

【注目すべき語句】

The Thorpe Expansion Project is divided into five phases, each of ——– is designed to achieve specific milestones and goals.

文全体の構造を確認するために、動詞をチェックします。動詞はis divided とis designedです。間にandなどの接続詞がないので、代名詞の(A) those、(B) theseは不適切で、関係代名詞の働きのある(C) whichと(D) whomが候補になります。先行詞five phases（５つの段階）が人以外なので関係代名詞(C) whichが適切です。

関係代名詞の(C) which（この問題では非制限用法）は、カンマの前の文と後ろをつなぐことができます。

The Thorpe Expansion Project is divided into five phases, each of which is designed to achieve specific milestones and goals.

この問題では全体の意味というよりも文構造をチェックすることから選択肢が絞り込めます。

【問題文意味】

Thorpe Expansion Projectは5つの段階に分けられ、それぞれの段階で特定の重要なポイントと目標を達成するように設計されています。

【単語等】

・divide（分ける）
・phase（段階）
・achieve（達成する）
・specific（特定の）
・milestone（重要なポイント、画期的出来事）